「第5回世界若者農業サミット」世界中から若きリーダーを募集 バイエル2021年5月20日
バイエルは、“Feeding a Hungry Planet”(地球レベルでの食糧安定供給について)をテーマに11月16~17日、オンラインで開かれる「第5回世界若者農業サミット」に参加するリーダーを6月30日まで募集している。
「2021年世界若者農業サミット」(YAS)は、若きリーダーたちが連携し、世界的なイノベーションの手段となることをめざして食糧安全保障と世界の農業の持続可能なソリューションの開発に取り組む、2年に1回開催される世界規模のフォーラム。隔年で開かれ今回で5回目となるが、バーチャルイベントとしては初開催となる。
今年の参加者には、バイエルの公式グローバルパートナーとして、国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)とテクノロジー企業であるBabele社が「YAS大学」と呼ばれるバーチャル・アイデアインキュベーターの場も提供。YAS大学では、11月のサミット後の10週間を通じて、参加者はメンターからコーチングを受け、起業家精神やリーダーシップスキルを学び、独自の"Thrive for Change"(変革に向けた前進)プロジェクトの概念を向上させる。
サミットの全体的テーマである"Feeding a Hungry Planet"(地球レベルでの食糧安定供給について)は、2050年には世界人口が97億人に達し、食糧安全保障の問題に直面するという国連の予測に基づくもの。今年の世界若者農業サミットの参加者に選出された100人には、SDGsを枠組みとして、この問題に対するソリューションの開発に取り組む課題が与えられる。
ドイツ・バイエル社経営委員会委員でクロップサイエンス部門代表のリアム・コンドン氏は「若きリーダーたちがより健全な食糧システムや農業システムの開発に取り組むことが強く必要とされている。2021年世界若者農業サミットでの取り組みを通して、若きリーダーたちは、ネットワークを拡大し、新しい転換可能なスキルや知識によって力をつけ、行動を起こすインスピレーションを得る」と話している。
応募対象は、18~25歳までの若者。応募者には、サミットへ参加する動機と、これまでの支援活動経験、および「How to feed a hungry planet」(いかにして、地球レベルで食糧を安定的に供給していくのか?)というテーマに対するプロジェクトを説明する3分間の動画の提出が求められる。
これまでのサミットで取り上げられ開発されたプロジェクトの例として、スリランカのKadamandiya Food Bankの開設や、患者に必要な栄養量を補足するために不可欠な穀物を、近隣でスタッフが収穫するマダガスカルの診療所の設立がある。
応募者には、農業、国際開発、環境スチュワードシップ、食糧安全保障、バイオテクノロジー、または農業経営に個人的、専門的、学術的関心があることが求められる。問い合わせは、バイエル クロップサイエンスお客様相談室(電話)0120-575-078。
重要な記事
最新の記事
-
関税発動で牛肉の注文キャンセルも 米国関税の影響を農水省が分析2025年4月24日
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
【JA人事】JA北オホーツク(北海道)吉田組合長を再任2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
農林中金 ロンコ・インベストメント・マネジメントに資本参画 不動産分野の連携強化2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
みずほ銀行と食農領域の持続可能な発展に向け戦略的提携 クボタ2025年4月24日
-
【人事異動】兼松(6月1日付)2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日
-
絵袋種子「実咲」シリーズ 秋の新商品9点を発売 サカタのタネ2025年4月24日