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海岸防災林再生支援で国土緑化推進機構に協力 バイエル2022年4月25日

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バイエル ホールディングは、東日本大震災による津波で消失した、釣ヶ崎海岸(千葉県)の防災林再生を支援するため2021年12月、国土緑化推進機構の「緑の募金」に300万円を寄附。これに関連して4月19日に、社員ボランティアが釣ヶ崎海岸で防災林を植樹した。

釣ヶ崎海岸で行われた防災林の植樹に参加した社員ボランティア釣ヶ崎海岸で行われた防災林の植樹に参加した社員ボランティア

2011年の東日本大震災時に発生した津波により、釣ヶ崎海岸の防災林の多くも失われたが、支援活動が東北地方に集中したことや、釣ヶ崎海岸は東京オリンピック・パラリンピックのサーフィン競技の会場となったことから、これまで防災林の再生が遅れていた。現在、千葉県は防災林の再生が急務として、企業や団体に協力を求めている。同社は、国土緑化推進機構からサポートを受け同事業の一部を担うNPO法人森のライフスタイル研究所と協働し、針葉樹(抵抗性クロマツ)・広葉樹(マサキ、トベラ)約800本を植樹した。この支援により今後、計2500本(3200㎡)におよぶ防災林が再生される見込み。

日本のバイエルは、サステナビリティの取り組みとコミュニケーションをさらに推進するため、2021年に社内の推進体制を整備。新たな体制のもと、既存のサステナビリティの取り組みに加え、パートナーシップを通じた活動を強化し、今後、健康や食料、ジェンダー平等、気候変動の課題などに対応していく。

今回の支援は、温室効果ガス削減と風害・潮害などから農地や居住地を守るために実施。活動内容は、持続可能な開発目標(SDGs)の目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献する。

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