ウォーターセルと営農支援サービスの連携・協業へ基本合意書を締結 バイエル クロップサイエンス2023年5月11日
バイエル クロップサイエンスとウォーターセルは5月10日、両社が提供する営農支援サービスの連携、協業へ向けた基本合意書を締結。 ウォーターセルのデジタル診断・処方ツールと営農支援ツール「アグリノート」との連携を図り、営農管理から防除技術提案まで一気通貫したソリューション開発を目指す。
バイエル クロップサイエンスは、水稲、畑作、野菜および果樹の豊富な農薬ポートフォリオに加え、デジタル技術を活用し個々の生産者のニーズに応える「水田雑草テーラーメイド・ソリューション」を展開している。「水田雑草テーラーメイド防除」は、単剤を組み合わせることで、ほ場ごとの課題に合わせた解決策を提供。その軸となるデジタル診断・処方ツールの開発・提供を通じて、農家をサポートしている。
一方、ウォーターセルが提供する営農支援ツール「アグリノート」は、航空写真マップをもとにほ場を可視化し、ほ場や農作業など営農に関するさまざまな情報を記録・集計・出力。これらのデータは組織内で共有でき、パソコンのほか、専用のアプリを利用することで、スマートフォンやタブレットからも入力・閲覧できる。利用組織数は3月末現在、1万7000を超え、多くの農家に活用されている。
両社は今回の基本合意書に基づき、バイエル クロップサイエンスが開発しているデジタル診断・処方ツールとウォーターセルが提供する営農支援ツール「アグリノート」の連携を図ることで、この分野で協業することに合意。今後は、連携や協業の具体的内容を検討し、市場や農家の要望に対し、営農管理から防除技術提案までの一気通貫したソリューション開発を目指す。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日