売上高は13.3%増 2023年3月期決算短信 日本曹達2023年5月22日
日本曹達株式会社は、2023年3月期の決算短信(2022年4月1日~2023年3月31日)を発表した。
売上高は、1728億1100万円で前年同期比13.3%増となった。営業利益は168億9300万円で前年同期比41.6%増、経常利益は264億5600万円で前年同期比60.2%増となり、親会社株主に帰属する当期純利益は166億9200万円となった。
農業化学品事業については、海外における旺盛な需要により、殺菌剤や殺虫剤・殺ダニ剤の輸出向けが伸長した。この結果、当連結会計年度の売上高は587億5600万円で前年同期比16.2%増、営業利益は94億7100万円で前年同期比71.8%増となった。殺菌剤は、「トップジンM」・「ピシロック」・「パンチョ」の輸出向けが伸長したことにより、増収となった。殺虫剤・殺ダニ剤は、殺虫剤「モスピラン」・「ロムダン」や殺ダニ剤「ダニオーテ」の輸出向けが伸長したことにより増収となった。除草剤は、「コンクルード」の国内向けが伸長したことにより、増収となった。
化学品事業については、カセイカリおよび周辺事業の構造改革の実施により工業薬品やエコケア製品の販売が減少したものの、医薬品・工業用殺菌剤や化成品、および機能材料の販売が増加した。また、原燃料価格の大幅な上昇に伴う販売価格の改定を実施した。この結果、当連結会計年度の売上高は475億9500万円で前年同期比8.4%増、営業利益は27億9600万円で前年同期比13.1%増となった。
商社事業については、各種有機・無機薬品の増加により、当連結会計年度の売上高は393億5200万円で前年同期比10.3%増、営業利益は15億2000万円で前年同期比29.8%増となった。
運輸倉庫事業については、運送業が減少したことにより、当連結会計年度の売上高は42億7500万円で前年同期比4.2%減、営業利益は6億7300万円で前年同期比1.8%減となった。
建設事業については、プラント建設工事の増加により、当連結会計年度の売上高は130億7900万円で前年同期比59.2%増、営業利益は18億9400万円で前年同期比65.7%増となった。
その他の事業については、当連結会計年度の売上高は97億5100万円で前年度並み、営業利益は5億7500万円で前年同期比45.9%減となった。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日