売上高は31.0%増 2023年3月期決算短信 片倉コープアグリ2023年6月7日
片倉コープアグリ株式会社は、2023年3月期の決算短信(2022年4月1日~2023年3月31日)を発表した。
売上高は510億3100万円で前年同期比31.0%増となった。営業利益35億5700万円で前年同期比216.7%増、経常利益35億2500万円で前年同期比191.9%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は21億7200万円で前年同期比112.4%増となった。
肥料事業については、原価に占める原材料費の割合が高いため、原料価格が大きく変動する会計期間においては、安定供給のため保有している原料および製品在庫が損益に大きく影響を与える。当連結会計年度においては、原料価格高騰に伴う6月および11月の肥料価格値上がりにより、売上高は418億4700万円で前年同期比35.7%増、利益面では肥料価格値上げ前に調達した原料に起因する売買差益等により、セグメント利益は38億2000万円で前年同期比199.8%増となった。
化学品事業については、原料価格高騰による工業用リン酸販売価格の見直しおよび飼料の販売が好調に推移したことにより、売上高は72億2200万円で前年同期比19.5%増、セグメント利益は6億円で前年同期比3.9%減となった。
不動産事業については、渋谷駅前に有する物件のテナント変更等により賃料収入が増加し、売上高は4億2900万円で前年同期比7.4%増、セグメント利益は1億7300万円で前年同期比20.2%増となった。
その他の事業については、連結子会社において食品農産物の販売が減少したことにより、売上高は30億5800万円で前年同期比1.7%減)、利益面では設備工事等の受注が増加したことにより、セグメント利益は7300万円で前年同期比42.9%増となった。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日