売上高は24.7%減 2023年第2四半期決算 BASF2023年8月3日
ドイツのBASF本社は8月1日、2023年第2四半期の業績を発表。売上高は24.7%減の173億ユーロで、厳しい市場環境の中、好調だった前年同期を大幅に下回った。
BASFグループの売上高は、前年同期比24.7%減の173億ユーロ。同社取締役会会長のマーティン・ブルーダーミュラー氏は「自動車産業を除く主要顧客産業の需要低迷に直面した」と述べた。
BASFは、すでに通期の見通しを修正し、7月12日に速報値を発表。ケミカル事業セグメント、サーフェステクノロジー事業セグメントおよびマテリアル事業セグメントにおける販売価格の下落が、減収の主な要因となる。アグロソリューション事業セグメントは値上げを実施。需要減退による販売量の減少が、すべての事業セグメントで売上高を押し下げた。加えて、為替の影響も売上を圧迫した。
減価償却費および特別項目控除前営業利益(特別項目控除前EBITDA)は、13億ユーロ減の19億ユーロ。EBITDAは、15億ユーロ減の19億ユーロ。純利益は前年同期の21億ユーロに対し、4億9900万ユーロだった。
アグロソリューション事業セグメントの売上高は前年同期の水準を9.3%下回り、22億ユーロ。これは主に、各中核市場での流通在庫増に起因する販売量の減少と、農産物価格の下落によるもの。特別項目控除前営業利益は、とりわけ販売量の減少により前年同期を4.3%下回り、2億1300万ユーロとなった。
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