「第8回高校生科学教育大賞」支援対象校を募集 バイテク情報普及会2024年2月29日
バイテク情報普及会は、高校生の農業とバイオテクノロジーの理解促進につながる科学教育活動を支援する「第8回高校生科学教育大賞」の支援対象校を5月31日まで募集。最優秀賞または優秀賞に選ばれた学校には、1校当たり100万円を上限に活動費用の一部または全額を支援する。
バイテク情報普及会は、持続可能な農業の実現や食料の安定供給に貢献するバイオテクノロジーの重要性について理解を広める活動の一環で、同大賞を実施。将来を担う高校生が「持続可能な農業」と「植物バイオテクノロジー」についてより深く学び考えるきっかけとなるよう「高校生科学教育大賞」を2017年に設立し、支援対象となる科学教育活動を毎年公募している。
第7回の2023年は、山形県立置賜農業高等学校の「遺伝子組換えによる持続可能なウイルス、ウイロイドフリーおよび青色ダリア作出の研究」が最優秀賞に選ばれ、100万円の活動費用を支援。このほか、特別優秀賞として兵庫県立農業高等学校に申請額の一部となる30万円を支援。また、高校の枠をこえた全国の高校生有志により結成されたチーム「CrimsonNinjas_jp」に10万円の活動費用を支援した。
第8回目となる今年も、農業と植物バイオテクノロジーへの理解が促進されるような研究、また遺伝子組み換え作物・ゲノム編集食品などに関するサイエンスコミュニケーション活動の計画やアイディアを募集する。
◎「第8回高校生科学教育大賞」募集概要
募集対象:高等学校、高等専門学校における学校行事・部活動等の科学活動
主旨:生徒自身または一般消費者の「持続可能な農業」や「植物バイオテクノロジー」への理解が促進されるような、実現可能で具体的な研究やサイエンスコミュニケーション活動を支援。
支援活動の例:イベント開催、視察見学、事例研究、調査報告、実験等
支援内容:最優秀賞(1校)、優秀賞(数校)に申請された活動費用の一部または全額を支援※1校当たり100万円を上限
応募方法:下記の特設ウェブページから
応募締切:5月31日23:59まで
選考:同会会員企業および下記の委員からなる選考委員会
小野道之氏(筑波大学生命環境系准教授)
小泉望氏(大阪公立大学大学院農学研究科教授)
小島正美氏(食生活ジャーナリストの会前代表)
高島賢氏(農林水産省消費・安全局農産安全管理課審査官)
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