既存薬剤の耐性菌に効果 殺菌剤「フセキ フロアブル」国内で販売開始 住友化学2024年5月28日
住友化学は5月27日、新規有効成分ピリダクロメチル(一般名)を含有する殺菌剤「フセキ®フロアブル」の国内販売を開始した。
ピリダクロメチルは、住友化学が2020年までに主要市場向けの農薬登録申請を完了するパイプライン"B2020"の一剤として独自に発明した、全く新しい化合物グループに分類される殺菌剤。新規の作用性を持ち、問題となっている既存薬剤の耐性菌にも効果がある。
新規殺菌剤「フセキ®フロアブル」。だいず紫斑病(写真中央)、てんさい褐斑病(写真右)に効果
新発売の「フセキ®フロアブル」はピリダクロメチルを含有する製品として世界で初めて販売。既存薬剤の耐性菌が問題となっているだいずの紫斑病やてんさいの褐斑病の防除に寄与すると期待される。
販売は本州以南で同社および関係会社の協友アグリから開始。2025年以降は、北海道で同社とホクサンから販売予定。
◎新規殺菌剤「フセキ®フロアブル」特長
・有効成分「ピリダクロメチル」は新規の作用性を有し、全く新しい化合物グループに分類。
・現在、国内で問題となっているだいずの紫斑病やてんさいの褐斑病の耐性菌にも有効。
重要な記事
最新の記事
-
【第45回農協人文化賞】人との出会いに感謝 福島県・会津よつば農協組合長 原喜代志氏2024年8月14日
-
【第45回農協人文化賞】努力する人は希望を語る 共済事業部門 鳥取県・JA鳥取西部前代表理事専務 植田秋博氏2024年8月14日
-
【第45回農協人文化賞】「なくてはならない」組織に 経済事業部門 JA岡山会長 宮武博氏2024年8月13日
-
【第45回農協人文化賞】全ては組合員のために 経済事業部門・JA全農ぐんま 前副会長 大澤孝志氏2024年8月13日
-
関東早場米も店頭5㌔2500円以上が売価に【熊野孝文・米マーケット情報】2024年8月13日
-
【第45回農協人文化賞】きのこが健康けん引確信 営農経済部門・日本きのこマイスター協会理事長 前澤憲雄氏(長野県)2024年8月10日
-
【第45回農協人文化賞】土づくりへのこだわり 営農経済部門 秋田県・JA秋田しんせい前常務 高橋徹氏2024年8月10日
-
シンとんぼ(105) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(15)-2024年8月10日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(22)【防除学習帖】 第261回2024年8月10日
-
土壌診断の基礎知識(31)【今さら聞けない営農情報】第261回2024年8月10日
-
【第45回農協人文化賞】「小さな協同」の実践を目指して 一般文化部門 長野・JA松本ハイランド組合長 田中均氏2024年8月9日
-
【第45回農協人文化賞】「草の根運動」とともに 一般文化部門・JA広島中央会元専務 坂本和博氏2024年8月9日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 香川県2024年8月9日
-
【注意報】果樹カメムシ類急増で被害多発のおそれ 滋賀県2024年8月9日
-
【注意報】ミニトマト、トマトにトマト黄化葉巻病 県中部で多発のおそれ 和歌山県2024年8月9日
-
【注意報】ネギ、ブロッコリー、ダイズにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年8月9日
-
(396)首都の場所:赤道ギニア共和国【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年8月9日
-
【'24新組合長に聞く】JA碓氷安中(群馬県)戸塚勉組合長 野菜のブランド産地へ (5/31就任)2024年8月9日
-
米の品種や食味などを分析 米品質診断パッケージ、キャンペーンを実施中 サタケ2024年8月9日
-
北海道産赤肉メロンのパフェとかき氷 期間限定で登場 銀座コージーコーナー2024年8月9日