ヤマト農磁と協業 農業用大型ドローン「P100 Pro」軸に精密農業を加速 バイエル 2024年6月28日
バイエル クロップサイエンスとヤマト農磁はバイエル クロップサイエンスが、日本における販売代理店となったXAG Co., Ltd. 社の高性能農業用大型ドローン「P100 Pro」を軸に協業を開始。作付面積が拡大する大型農家の作業効率化や省力化につなげ、日本における精密農業を加速する。
高性能農業用大型ドローン「P100 Pro」
「P100 Pro」は、液剤50L、粒剤50kgの最大積載量を誇る二種類の大容量散布装置を備え、専用アプリケーションで設定した作業エリア、散布量、飛行ルートなどに基づき、完全自動航行を実現する。また、二種類の散布装置は、ワンタッチで切り替えられ、液剤は最大22L/min、粒剤の吐出能力は最大150kg/minと、1台で様々な作物に対する散布作業を可能にする。ワンタッチで折りたたみ可能な機体は、展開時と比べ約62%小さくできるため運搬や保管にも便利。
日本では農家の高齢化、離農に伴う担い手不足、大規模化が進む中、担い手の省力化に貢献するソリューション開発が急務となっている。両社の協業により、バイエル クロップサイエンスが保有する、水稲、畑作、野菜および果樹の豊富な農薬ポートフォリオや「水田雑草 テーラーメイド防除®」をはじめとしたテーラーメイドソリューションと、ヤマト農磁が保有する農薬・肥料の散布技術で連携。市場および農家の要望に即したソリューション開発を通じて、ドローンを活用した精密農業の加速を目指す。
◎「P100 Pro」特長】
・液剤50L、粒剤50kgが搭載可能な大容量散布装置を備え、最大10メートルの散布幅を実現する高性能農業用大型ドローン
・最大22L/minの液体散布装置と最大150kg/minの吐出能力を有する粒剤散布装置をワンタッチで切り替え可能
・液滴サイズの変更、作業面積に対して必要な予定容量の計算が可能
・ワンタッチで折りたため、展開時の大きさと比べ機体を62%小さくすることで運搬や保管を容易に
・急速充電器 (GC4000+)と冷却装置を利用することで、最短11分で充電
液剤散布装置 RevoSpray P3
粒剤散布装置 RevoCast P3
重要な記事
最新の記事
-
地域を守る闘いに誇り 元農林中金副理事長 上山 信一氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月1日
-
地域を守る闘いに誇り 元農林中金副理事長 上山 信一氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月1日
-
JA全農が新規採用職員入会式 石川佳純さんが激励 279人に辞令2025年4月1日
-
ベトナム産米、2万トンの日本向け輸出計画 国産米に近いジャポニカ米 きらぼし銀行支援2025年4月1日
-
政府備蓄米 第2回入札は100%落札 60kg2万722円2025年4月1日
-
米卸の在庫 集荷業者外からの仕入れ増える 2月末2025年4月1日
-
全国の総合JA数 496 4月1日現在2025年4月1日
-
【農業機械安全性検査新基準の解説】機械の側から危険な作業をなくす 農研機構に聞く(1)2025年4月1日
-
【農業機械安全性検査新基準の解説】機械の側から危険な作業をなくす 農研機構に聞く(2)2025年4月1日
-
7年産米概算金は先物市場の価格が参考に【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月1日
-
活力ある土づくり実践集団連絡協議会研修会を開催 JA全農山形2025年4月1日
-
山あいで育った「宇和茶」の甘みと香り 遠赤外線製法でじっくり乾燥 JAひがしうわ2025年4月1日
-
ササニシキのDNA継ぐ新たな神話 大崎耕土が生んだ「ささ結」 JA古川2025年4月1日
-
北総台地で育った「べにはるか」使った干し芋 サツマイモ本来の自然な甘み JA成田市2025年4月1日
-
和歌山の旬を産地直送で「ココ・カラ。和歌山マルシェ」オープン JAタウン2025年4月1日
-
JAみやざき「Tege Mahalo(テゲマハロ)」リニューアルオープン JAタウン2025年4月1日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年4月1日
-
【役員人事】農林中金アカデミー(4月1日付)2025年4月1日
-
埼玉県で開催予定の第75回全国植樹祭に木製品寄贈、木育授業も実施 農林中金2025年4月1日
-
300名にプレゼント「農作業スタートダッシュ応援キャンペーン」4/1から開催 デンカ2025年4月1日