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三井化学グループ、インドにコーティングテクニカルセンターを設立2025年3月18日

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三井化学株式会社(以下「三井化学」)の関係会社であるMitsui Chemicals India Pvt. Ltd.(以下「MCIND」)は、コーティング・機能材事業における技術サービス機能向上を目的として、コーティングテクニカルセンター(以下「CTC」)をハリヤナ州グルガオンに設立し、2025年2月18日に開所式を行った。

インドでは、環境問題への関心の高まりや政府の規制強化を背景に、サステナブルな包装材の需要が増加しており、特に使い捨てプラスチックの削減や代替素材の採用が進んでいる。CTCはインド市場における顧客のニーズに、迅速かつ的確に対応するための技術サポート提供拠点として設立した。
同施設内には各種コート方式(グラビア、リバースグラビア、エアナイフ等)ができる塗工機や分析機器を設置し、従来日本まで持ち込んで実施していた製品の試験や評価をインド国内で実施することで顧客の課題を迅速に解決するだけでなく、最新のコーティング技術の研究開発や当社製品を使いこなすための顧客への技術指導を行い、顧客の製品開発を支援する。

■所在地
2nd Floor, 81, Jagat Tower, Udyog Vihar Phase 1, Dundahera Village, Sector 20, Gurugram, Haryana 122016 India
■敷地面積
4800スクエアフィート(約446平方メートル)
■評価対象製品
ケミパール、タケラック、タケネート、ボンロン等

CTCの設置により、MCINDは原料サプライヤーからソリューションプロバイダーへと変革し、インドにおける社会課題の解決に貢献していく。また、今後はその機能を拡充し、新製品の開発や研究拠点の設置を通じて、三井化学はグローバルサウスの中心地であるインドにおけるプレゼンスを一層強化するとともに、中東・アフリカなどの地域における技術サービスの強化も視野に入れている。

三井化学は、「今後もグローバルな視点で技術革新を推進し、顧客の多様なニーズに応えるための取り組みを続けてまいります。」とコメントしている。

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