人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
日本曹達 231012 PC
FMCプレバソンSP

農薬:防除学習帖

【防除学習帖】第20回 害虫の抵抗性対策(化学的防除まとめ・抵抗性対策)2019年9月30日

一覧へ

 前回までに、害虫の化学的防除を整理したが、害虫も病害と同様に殺虫剤が効かない抵抗性という問題がある。抵抗性問題を回避するには、耕種的防除など他の防除法と化学的防除の併用や、殺虫剤のローテーション(輪番)防除によって抵抗性の発達を抑える戦略が必要になる。

 ローテーション防除は、薬剤系統の違うものを順番に使うことをいうが、商品名ではなく、有効成分名を確認し、その成分がどんな薬剤系統かを確認する。なぜなら、同じ薬剤系列同士でローテーション散布すれば、たとえ有効成分が異なっていたとしても害虫の抵抗性を回避できないばかりか、かえって抵抗性の発達を助長してしまうからだ。
 では、薬剤系列をどうやって知ればいいのだろうか。
 そんな時に便利なのが、IRACコード。殺虫剤の作用点や化学構造等から分類し、同じ系統、つまり連続して使用すると抵抗性を発達させる恐れのあるものに同じ分類コードを付与してある。つまり、ローテーションで使う殺虫剤を選ぶ時には、IRACコードが違うものを選んで組み合わせればよいのだ。
 最近は、製品ラベルにもIRACコードが記載されている。別表に、主な殺虫剤の作用点とIRACコードを付与したので参考にしてほしい。
 また、個別殺虫剤のIRACコードを検索しやすいように、商品名順に並べ変えたものも用意したので、合わせて参考にしてほしい。
 

※画像をクリックすると拡大して見られます(PDF)

seri1909300303.gif
seri1909300302.gif


本シリーズの記事一覧は下記リンクよりご覧下さい。
【防除学習帖】

重要な記事

241029・日本曹達 ミギワ10右上長方形SP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る