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日本フードサービス協会は、協会会員社を対象とした「外食産業市場動向調査平成25年6月度」の商系結果を7月25日にまとめた。
6月は、全国的に気温が高く、北日本、東日本日本海側を中心に晴れた日が多く、しかも月前半は全国的に降水量がすくなかったことから客足が伸びた。また、日曜日が前年に比べて1日多かったことも、とくにファミリー層対象の店舗にはプラスとなり、ファミリーレストラン業態を中心に客足が堅調で、全体の客数は103.4%、売上高103.6%と2カ月連続して前年を上回った。
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業態別の状況は以下の通り。
【ファーストフード】
すべての業種で売上高が前年を上回り、全体では103.5%と好調に推移した。特に和風は、季節メニューが健闘し、前月に引き続き客数が112%と大幅に増加、売上高も106.2%と前年を上回った。
ファミリーレストラン:天候や休日日数の増がプラスに作用し、すべての業種で売上高が前年を上回り、全体売上高は105.8%と好調に推移した。焼き肉も好調が続いており売上高は112.8%と大きく伸びたのが注目される。
【パブ・居酒屋】
全体売上高は97.1%と6月も前年を下回ったが、パブ・ビヤホールの売上高は104.7%と引き続き好調だ。一方、居酒屋は客数・客単価とも前年を下回り売上高は95.4%と苦しい状況が続いている。
【ディナーレストラン】
引き続き客足が好調で、高単価商品の売れ行きもよく、売上高103.9%と昨年11月以来8カ月連続して前年を上回っている。
【喫茶】
気温上昇でアイスドリンクなど季節商品が好調で、客数はやや減少したが客単価が前年を上回り売上高は100.6%と前年並みを確保した。
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