消費税増税で年10万円の負担増に 日本生協連2014年3月25日
日本生協連では、毎年、生協組合員が家庭で負担している消費税額を調べているが、これをもとに消費税率8%でいくら負担増になるか試算した。
日本生協連の小税額の調査「消費税しらべ」では、2013年の1世帯当たり年間消費税額は平均で16万6672円で、消費支出に占める割合は3.65%だった(33生協665世帯)。
消費税率が8%に引き上げられ、13年と同じ消費支出を続けたとすると、1世帯当たりの年間消費税額は平均で26万6675円となり、13年に比べて約10万円の負担増になると試算している。
これが収入に占める割合は平均2.46%だが、年収400万円未満世帯では3.48%、1000万円以上世帯では1.92%と、1.81倍の開きとなり、低収入層ほど消費税の負担率が高い「逆進性」がみられるとしている。
計算方法:(8%の消費税額)=(2013年の消費税額)÷5×8
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