香港・上海バイヤーとの輸出商談会開催2014年5月14日
JAグループ(全中・全農・全共連・農林中金)は、日本農業法人協会の後援、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)の協力で、5月13日JAビル会議室において「香港・上海バイヤーとの輸出商談会」を開催した。
日本政府では、農林水産物輸出促進を国家成長戦略の柱の一つと位置づけ、輸出額を2020年までに1兆円(2013年:5500億円)に倍増させる目標を掲げている。
これまでも、農林中央金庫では農林水産業者らの輸出サポートの一環として、海外バイヤーを講師に輸出セミナーを開催し、アジア最大級の食品商談会「香港フード・エキスポ」への出展を行ってきた。
今回の商談会は、従来の輸出セミナーを、より実践的にしたもので、海外バイヤーとのネットワークも輸出ネットワークも少ない輸出未経験者・初心者を対象に、国産農畜水産物・食品の取扱実績が豊富な香港・上海のバイヤーとの商談の機会を提供するものだ。
本商談会には、全国のJA、JF、農業法人、水産業者など約50団体・企業が参加予定で、商談会参加団体・企業を中心に、本年8月に開催される「香港フード・エキスポ2014」への出展を計画している。
セミナーでは、香港貿易発展局大阪事務所長の伊東正裕氏が、「日本食品輸出先としての香港」のテーマで、香港の経済情勢、日本人に対する好感度、日本の食品・料理・食材に対する価値観、出店企業の成功例などを説明、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)の川上龍雄氏は「海外商談会を活用した販路開拓への取組み」のテーマで講演した。
(写真)
セミナーのようす
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