配食1日10万食、移動販売車141台に 生協2014年11月7日
生協の買い物弱者支援事業
日本生協連は、全国の生協が実施している高齢者など「買い物弱者」を支援するための「夕食宅配」や「移動購買車」の最新状況をまとめた。
全国の生協では、日常生活に必要な買い物などに苦労している高齢者など「買い物弱者」を支援するために、福祉の視点を取り入れた配食(夕食宅配)事業と移動販売車を展開しているが、その最新状況がまとめられた。
◆配食事業は1日10万食超
配食事業は44都道府県の49生協は事業展開し、10月末現在、1日当たり約10万2000食となっている。これは昨年7月末集計の食数で1.3倍となっている。
配食事業では、地域購買生協のコープあおもりと医療福祉生協の青森保健生協が共同で(株)あおもりコープフーズを設立し、配食弁当・給食の製造を行っているが、ここでは、家庭への配食に加えて2病院、15介護事業所への給食など、1日当たり約2800食を配食している。
◆移動販売車は141台が稼働
移動販売車は、24道府県の29生協が141台を運行している(11月6日現在)。これも昨年7月の1.3倍となっている。
移動販売車では、市街地の買い物弱者支援のために、小回りのきく軽トラックを使用する事例が増えており、現在、7生協で14台が稼働している。
(関連記事)
・「地域見守り協定」全市町村3分の1と締結(2014.11.04)
・食品の機能性表示制度で意見書 生活クラブ生協連(2014.10.29)
・広島土砂災害に募金3700万円 コープネット(2014.10.28)
・アフリカの子どもたちの栄養改善活動を支援(2014.10.27)
・総供給高2カ月連続前年超え 主要生協9月度実績(2014.10.22)
重要な記事
最新の記事
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(2)今後を見据えた農協の取り組み 営農黒字化シフトへ2025年1月23日
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(3)水田に土砂、生活困惑2025年1月23日
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(4)自給運動は農協運動2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(1)2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(2)2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(3)2025年1月23日
-
元気な地域をみんなの力で 第70回JA全国女性大会2025年1月23日
-
鳥インフル 米アイオワ州など5州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月23日
-
鳥インフル 英シュロップシャー州、クルイド州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月23日
-
スーパー売り上げ、過去最高 野菜・米の価格影響 「米不足再来」への懸念も2025年1月23日
-
福島県産「あんぽ柿」都内レストランでオリジナルメニュー 24日から提供 JA全農福島2025年1月23日
-
主要病虫害に強い緑茶用新品種「かなえまる」標準作業手順書を公開 農研機構2025年1月23日
-
次世代シーケンサー用いた外来DNA検出法解析ツール「GenEditScan」公開 農研機構2025年1月23日
-
りんご栽培と農業の未来を考える「2025いいづなリンゴフォーラム」開催 長野県飯綱町2025年1月23日
-
ウエストランドが謎解きでパフェ完食 岡山の希少いちご「晴苺」発表会開催 岡山県2025年1月23日
-
「農業でカーボンニュートラル社会を実現する」ライブセミナー配信 矢野経済研究所2025年1月23日
-
【執行役員人事】南海化学(4月1日付)2025年1月23日
-
【人事異動】クボタ(2月1日付)2025年1月23日
-
種籾消毒処理装置「SASTEMA(サスティマ)」新発売 サタケ2025年1月23日
-
油で揚げずサクッと軽い「お米でつくったかりんとあられ 抹茶」期間限定発売 亀田製菓2025年1月23日