ファミレス好調、ファーストフード苦戦2015年1月28日
平成26年の外食産業
(一社)日本フードサービス協会は、平成26年(1月?12月)の協会会員社を対象とした「外食市場動向調査」を集計した。
全業態トータルの年間全店売上げは、前年比99.8%と、わずかに前年を下回った。
客単価は、付加価値商品が支持されたこと、原材料価格の高騰によるメニュー改定などもあり、1年を通してプラスで前年比102.7%となっているが、パブ・居酒屋業態だけは98.7%と前年を下回った。
業態別にみると、売上げは、ファーストフード(97.9%)、パブ・居酒屋(95.0%)以外の業態で前年を上回っている。とくに、ファミリーレストラン(103.2%)、ディナーレストラン(104.0%)喫茶(100.1%、その他(106.3%)は3年連続して前年を上回っている。
このうちファミリーレストランは客数100.3%、客単価102.9%、店舗数101.7%とも3年連続のプラスとなっている。なかでも焼肉は売上げが108.4%と依然として好調を継続している。
ファーストフードは2年連続、パブ・居酒屋は6年連続で売上げが前年を下回っている。
(関連記事)
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