農林水産物・食品輸出環境課題レポートを公表 農水省2015年4月27日
農水省は24日、「農林水産物・食品輸出環境課題レポート(2014/2015)」を公表した。
農水省では、農林水産物・食品の輸出額を平成32年(2020年)までに1兆円規模に拡大するとの目標を掲げ、平成25年8月に国別、品目別の輸出戦略を策定。
さらに輸出を拡大していくためには、個々にバラバラに取り組んでいる状況を改め、オールジャパンで実効性のある輸出拡大に向けた取組み体制を整備することの必要性。
輸出したい国・地域に輸出したい品目を輸出できるよう、原発事故を契機に行われている日本産に対する輸入規制の緩和・撤廃など、輸出環境課題への対応を進めていくことなどの考えに基づいて、26年6月に農林水産物等輸出促進全国協議会に「輸出戦略実行委員会」を設置し、輸出戦略に基づく取り組みの検証、輸出課題について検討してきた。
この実行委員会における議論の結果をもとに、農水省が、重点品目の輸出環境課題および対応状況をまとめたのがこのレポートだ。このレポートは、発行初年度であることから、現時点において重要と考えられる輸出環境課題の概要などを主に整理したものとなっている。
レポートの全文および実行委員会の配布資料は下記で確認できる。
(関連記事)
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