惣菜市場規模9兆円を超える 日本惣菜協会2015年5月22日
(一社)日本惣菜協会は、「2015年版 惣菜白書」を刊行した。
中食・惣菜業界唯一の資料として毎年刊行されている「惣菜白書」の最新版が刊行された。
これによると、消費増税や為替の影響などから多くの産業が低迷する中で、惣菜市場の2014年の市場規模は前年比2.4%増の9兆1080億円と、初めて9兆円を超えている。
この背景には、高齢化、女性の社会進出、個食化など食のライフスタイルが変化する中で、「食のインフラ」として惣菜が認知されてきているといえる。
業態別にみると、CVSが前年より5.1%、食品スーパーが同2.8%増えている。一方、百貨店は0.5%の減少で、専門店や総合スーパーは前年並みを確保となっている。
(写真)2015年版惣菜白書
なお、後日、本書に基づいた惣菜市場の分析を掲載する予定にしている。
「惣菜白書2015年版―拡大編集版」の販売価格は、惣菜協会会員・賛助会員・惣菜管理士は1万円(税込)、一般企業や個人は2万円(税込)となっている。
問い合わせ、申し込みは
(一社)日本惣菜協会
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5-10 麹町アネックス
電話:03-3263-0957
なお、日本惣菜協会は、4月1日に厚生労働省より、外国人技能実習制度に「総菜製造業」が職種認定されたことを受け、国際研修協力機構より「惣菜製造業」の外国語名称が、英語では「Ready-made mealmanufacturing work」であると決定された。これに伴い同協会の英語表記を「Japan Meal Replacement association」から「Japan Ready-made Meal association」に変更し、協会のロゴも変更した。
(写真)新しくなった協会のロゴマーク
(関連記事)
・加工適性の高い野菜の開発など 経済界との連携 (2015.05.21)
・茨城の冷凍惣菜づくりに出資 JA6次化ファンド (2015.01.16)
・「初午の日」にいなりを 日本惣菜協会 (2014.12.22)
・【JA全農がめざすもの】園芸総合対策部の加工・業務用野菜の取り組み 現地ルポ・JA全農三重県本部(2014.11.28)
・デリカアドバイザー、新たに163人が修了(2014.09.26)
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
変革恐れずチャレンジを JA共済連入会式2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日