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東名阪の外食市場56億円増加 ホットペッパーグルメリサーチセンター2015年8月3日

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 (株)リクルートライフスタイル(東京都千代田区)に設置された「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」は、東名阪(首都圏・中京圏・近畿圏)の男女約1万人を対象に「外食市場調査」2015年6月度を実施し、これを公表した。
 外食市場規模は首都圏・中京圏・近畿圏の3圏域合計で56億円増加の3240億円で、前月より291億円下がっているものの、3か月連続で前年を上回った。

 外食市場規模が前年同月より56億円増額している主な要因は外食単価の上昇と考えられ、前年6月の外食単価は2408円だったが、今年度の単価は2521円だった。外食単価は7か月連続で増額している。
 外食実施率は74.6%と前月、前年度どちらからも低下していた。外食頻度は4.13回と平年並みとなった。
 外食実施率を世代別にみると、増加しているのは20・30・50歳代男性で、それ以外の調査対象20代から60代の男女は、外食実施率が低下している。
 外食単価の世代別は、増額率では20代男性が最も高く300円プラスの2229円、世代別で一番単価が高かったのは60歳代男性で228円プラスの3132円だった。
 業態別では気温の上昇とともにビアホール業態を含んだ飲食業態が好調となっている。ホットペッパーグルメの検索ワードでは「ビアガーデン」の検索数が上昇している。
※調査方法は主に夕方以降の食事に関して、店で食事をした場合を対象とし、飲酒・喫茶のみの利用も含んでいる。夕方以降複数外食した場合、1日2軒目までとしている。

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