畜産増収 平成26年農業経営動向分析結果2015年11月25日
日本公庫農林水産事業は11月19日、対象6636先の農業者の決算データを基に、「平成26年農業経営動向分析結果」をまとめた。
【耕種部門】
主力の稲作は26年産米の収量が前年産と同水準だったものの、米価が低下したことにより、個人・法人ともに減収減益となった。
北海道の畑作は天候に恵まれ、増収増益となった。
茶は26年産の一番茶の生産量は回復したが、取引価格が前年を下回り、若干の減益となった。
【畜産部門】
養豚は26年の豚肉卸価格が前年を上回る価格で推移したため増収となり、利益は大幅な増益となった。
ブロイラーは牛肉・豚肉が高値の中、鶏肉卸売価格が上昇したことを受け、増収増益となり、法人は黒字転換した。
肉用牛肥育は、牛肉卸売価格が全品種とも前年を上回る価格で推移し、増収となったものの、飼料費などの増加のため、大幅な減益となった。
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