6次産業化で6事例表彰 「平成27年度6次産業化優良事例」2015年11月27日
野村アグリプランニング&アドバイザリー(株)は11月25日、平成27年度6次産業化優良事例を東京都港区で行われた「第3回6次産業化推進シンポジウム」で表彰した。
同シンポジウムは農水省の平成27年度補助事業「6次産業化ネットワーク活動全国推進事業」の一環として同社が主催したもの。異業種や地域とのネットワークを構築し、新たな視点で6次産業化に取り組む優良事例を表彰することで取り組み内容を紹介し、またパネルディスカッションを行い農林漁業の未来創造戦略を考えることを目的としている。
当日は佐藤英道農林水産大臣政務官が挨拶を行い、表彰を行った。
優良事例の表彰は25年から行われており、開催は今年で3回目。全国から公募を行い、48事例の応募の中から農林水産大臣賞に1事例、食料産業局長賞に5事例が選ばれた。
表彰された事例は以下の通り。
【農林水産大臣賞】
▽「島だからこそできる『ジャム作り』による島おこし」(株)瀬戸内ジャムズガーデン(山口県)
【食料産業局長賞】
▽「組合のネットワークによる品質維持と輸出を活用した価格の安定化」帯広市川西農業協同組合(北海道)
▽「地域との共生によって養豚を中心としたファームマーケットを運営」(株)アーク(岩手県)
▽「『農業』×『芸術』による化粧品の新たな広がりを目指す」(株)椿(東京都)
▽「地域水田連携による、日本型水田活用の農業経営モデルの確立」(株)六星(石川県)
▽「島にある資源を活用した日本一の産業づくり」沖縄県車海老漁業協同組合(沖縄県)
(写真)優秀事例表彰者ら
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