2015年消費税額1万5000円増 生協しらべ2016年3月18日
日本生協連は、生協組合員を対象に2015年の消費税額の調査をまとめた。
1世帯当たりの年間消費税額は平均25万6267円で前年より1万5374円増加していた。しかし、収入に占める割合は3.83％、消費支出に占める割合は5.76％増加しており、全体的な底上げがみられた。
収入について年収400万円未満の世帯が5.44％と前年と変わらないのに対し、年収1000万円以上の世帯は3.12％と0.18ポイント増加した。日本生協連は低所得世帯ほど消費税負担率が高いという「逆進性」がみられると分析している。
同調査は生協組合員の家計簿に基づき、消費支出から非課税支出（家賃や学校教育費など）を差し引いた額に、税率を乗じて計算したもの。
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