アジアに日本食品をPR シンガポールの見本市へ ジェトロ2016年3月22日
日本貿易振興機構(ジェトロ)は、4月12~15日にシンガポールで開かれる東南アジア最大級の総合食品見本市(「フード&ホテル アジア2016」)にジャパンパビリオンを設け、日本食品を売り込む。
シンガポールは東南アジアのハブ拠点として発展し、2015年の一人当たり購買力平価GDP(8万5198米ドル)で世界第3位、アジアでは1位となっている。また金融を中心に世界中の資本が集まる国際都市に成長し、世界中から注目が集まるなか、全国各地の事業者がジャパンパビリオンで日本食品を出展し、東南アジアを起点とした販路拡大を目指す。
2015年の日本からシンガポール向けの農林水産物輸出総額は、過去最高の223億1000万円で6年連続拡大。また日本食レストランは2015年6月末現在で1105店あり、2013年1月の888店に比べ24%増えている。
こうした中で、ジェトロは今回、パピリオンの出展面積を前回より1.5倍の612平方mに拡大し、出品者数も前回比で7割増の79社・団体となった。JA柳川(福岡県)、JA筑前あさくら(同)、JAおきなわ(沖縄県)などの単協も出展する。
(関連記事)
・「シンガポールの日本食品市場」食品輸出セミナー JETRO (2015.12.02)
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