冷凍食品月1回以上利用が8割 "冷凍食品利用状況"実態調査2016年4月15日
(一社)日本冷凍食品協会は、冷凍食品利用者を対象に「“冷凍食品の利用状況”実態調査」を実施し、その結果をまとめた。
冷凍食品の利用頻度は約8割(77.1%)の人が月1回以上と回答。これは週に平均1.9回利用することになるが、ほぼ毎日利用する人が8.4%(女性9.5%、男性7.4%)、週2から3回利用が21.9%(同22.3%、21.5%)、週1回が20.8%(同20.3%、21.3%)、月に2から3回が15.6%(同15.3%、15.8%)、月1回が10.4%(同11.2%、9.6%)となっている。
一方「ほとんど又はまったく使わない」という人は、女性では21.3%だが男性では24.4%と女性よりもやや多かった。
また、男女とも若い世代ほど冷凍食品の利用頻度は高く、特に女性でその傾向が強いといえる。
お弁当を作っている人とそうではない人を見ると、「作っている人」の冷凍食品利用頻度の平均は、女性が週2.3回、男性が週2.4回と、「作っていない人」(女性週1.5回、男性週1.7回)に比べてかなり多く利用している。
冷凍食品の購入場所は、「スーパーマーケット」が女性は93.7%、男性は93.1%と圧倒的に多かった。次いで女性では「宅配サービス(生協)」15.4%、「ドラッグストア」14.7%。男性は「コンビニ」19.0%、「ドラッグストア」17.4%となっている。「ドラッグストア」「コンビニ」は若い世代が、「宅配」は年齢が高い人ほど利用する傾向がみられる。
「冷凍食品を定期的に割引や特売をしている店で「購入する」ことが多い」人が78.3%(女性79.4%、男性76.3%)と大多数を占めている。
その場合いくらくらい割引されているものを購入するのかというと(男女全体)「5割引」27.1%、「3割引」19.3%、「1~2割引」18.7%、「4割引」16.4%となっている。
冷凍食品の魅力については、女性は「買い置きができる」66.2%、「調理の手間が省ける」62.6%、「時間が短縮できる」56.6%、「必要な分だけ調理ができる」44.2%、「品数が足りない時に便利」40.0%となっている。一方、男性では「調理の手間が省ける」58.7%、「買い置きができる」52.3%、「時間が短縮できる」46.4%、「おいしい」37.4%、「必要な分だけ調理できる」29.0%となっている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(118) -改正食料・農業・農村基本法(4)-2024年11月16日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (35) 【防除学習帖】第274回2024年11月16日
-
農薬の正しい使い方(8)【今さら聞けない営農情報】第274回2024年11月16日
-
【特殊報】オリーブにオリーブ立枯病 県内で初めて確認 滋賀県2024年11月15日
-
農業者数・農地面積・生産資材で目標設定を 主食用生産の持続へ政策見直しを JAグループ政策要請①2024年11月15日
-
(410)米国:食の外部化率【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月15日
-
値上げ、ライス減量の一方、お代わり無料続ける店も 米価値上げへ対応さまざま 外食産業2024年11月15日
-
「お米に代わるものはない」 去年より高い新米 スーパーの売り場では2024年11月15日
-
鳥インフル 米オレゴン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月15日
-
「鳥インフル 農水省、ハンガリー2県からの家きん・家きん肉等の輸入を14日付で一時停止」2024年11月15日
-
「鳥インフル 農水省、ハンガリー2県からの家きん・家きん肉等の輸入を13日付で一時停止」2024年11月15日
-
鳥インフル 米ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月15日
-
南魚沼産コシヒカリと紀州みなべ産南高梅「つぶ傑」限定販売 JAみなみ魚沼×トノハタ2024年11月15日
-
東北6県の魅力発信「食べて知って東北応援企画」実施 JAタウン2024年11月15日
-
筋肉の形のパンを無料で「マッスル・ベーカリー」表参道に限定オープン JA全農2024年11月15日
-
「国産りんごフェア」全農直営飲食店舗で21日から開催 JAタウン2024年11月15日
-
農薬出荷数量は3.0%減、農薬出荷金額は0.1%減 2024年農薬年度9月末出荷実績 クロップライフジャパン2024年11月15日
-
かんたん手間いらず!新製品「お米宅配袋」 日本マタイ2024年11月15日
-
北海道・あべ養鶏場「旬のりんごとたまごのぷりん」新発売2024年11月15日
-
日本各地のキウイフルーツが集まる「キウイ博」香川県善通寺市で開催2024年11月15日