3076人が合格 惣菜管理士2016年7月28日
(一社)日本惣菜協会は同協会が認定する「惣菜管理士」資格試験の2016年合格者を7月25日に公表した。一級に631人、二級に935人、三級に1510人の計3076人が合格し、惣菜管理士の取得者は全国で2000社、2万1924人となった。
7月5日から3日間の日程で札幌など全国7会場で試験を行った。受験者は半年間の養成研修を修了した人と受験資格保有者あわせて3522人が受験した。全体の合格率は87.3%だった。
今年の合格者で一番多かった企業は日本食研ホールディングズ(株)、次いで(株)日本アクセス、プリマハム(株)などがあった。これまでの累計でも同じ日本食研ホールディングズ(株)が最も多く664人、次いで味の素が585人、マルハニチロ(株)で421人が合格している。
惣菜白書によると2015年の惣菜市場は9兆5881億円を見込んでおり、市場の拡大とともに消費者のニーズの多様化など、産業をとりまく環境が大きく変わってきている。そこで人材育成のため、食品に関する基礎知識から専門性の高い知識まで幅広く学ぶことができる惣菜管理士養成研修に期待が高まっているとしている。
次回の惣菜管理士養成研修は、今年10月から開講。受講の申し込みは8月1日から9月10日までで、郵送またはウェブで受け付けている。
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