インドネシアで初のテストキッチン事業-JETRO2016年10月21日
日本貿易振興機構(JETRO)はインドネシアで初めてテストキッチン事業を実施し、日本の外食産業5社が参加すると10月20日に発表した。
会場はジャカルタ中心部にある大型ショッピングモール「コタカサブランカモール」。出店企業はインドネシアへの店舗展開を検討する外食産業5社。今年5月にインドネシアはレストランでも外資規制が緩和された。会場のショッピングモールは中間層から富裕層向け地場系施設で、平日は8000人から1万人の来客があるという。
出店企業はこの事業への参加を通じて食材や調理機器の現地調達先、価格、現地スタッフの雇用、現地消費者の評価など、出店時に必要な情報を入手することができる。
期間は10月31日から11月13日。
出店するのは▽(株)テイクユー(濃厚鶏白湯ラーメン)、▽森永牛乳配給(株)(大福、団子など)、▽(株)ヤタロー(富士山鯛焼)、▽(有)リバーサイド(海鮮丼など)、▽(株)リンガーハット(長崎チャンポンなど)。
インドネシアは2011年に1人あたりの名目GDPが3000ドルを超え、消費市場が急速に拡大すると見込まれている。人口は約2億5000万人で世界4位。今後も増加が見込まれている。
JETROは、インドネシアは消費市場の拡大、発展が期待でき、今回の事業が日本食、食文化のさらなる普及の一歩となることをめざしている。
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