新潟抜いた! 北海道米 食のイメージ調査20162016年12月15日
(株)バイヤーズ・ガイドが全国の20~69歳の男女1万5566人に行った「47都道府県<食のイメージ>調査2016」がこのほど公表された。米のイメージがある都道府県では北海道が1位となり新潟県を抜いた。
食のイメージがある都道府県で最も回答が多かったのは北海道(52.3%)、次いで大阪府(31.0%)、福岡県(23.8%)だった。さらに今年食べて印象に残っている都道府県は、同じく北海道が最も多く(28.2%)、次いで福岡県(10.3%)、大阪府(10.2%)で、食のイメージと食べた印象が強いものでは大きく差がでなかった。
同社は、食べて印象が残った都道府県は北海道、福岡県、大阪府のあとに京都府、長野県などと続くことから、旅行や出張先での来訪頻度が高い都道府県がランクインしていると分析。「旅行」と「ご当地グルメ」がセットとなって消費者の心に訴求したのではとしている。
米のイメージがある都道府県で最も回答が多かったのは北海道(14.9%)、次いで新潟県(14.7%)、秋田県(10.7%)となった。同社はテレビCMで北海道米の「ゆめぴりか」「ななつぼし」「きらら」などが認知されてきたためではないかと指摘している。しかし固有名詞で見ると依然として新潟県のコシヒカリ、魚沼産コシヒカリが強いブランド認知があった。
米の品種ランキングで最も多いのがコシヒカリ(85.9%)、あきたこまち(69.7%)、ひとめぼれ(37.1%)だった。
調味料のイメージのある都道府県では愛知県(3.9%)が最も多く、次いで千葉県(2.1%)、京都府(1.9%)などと続いた。地域ブロックごとに見ると、北海道では「昆布醤油」、秋田県は「しょっつる」、宮城県は「仙台味噌」、愛知県は「八丁味噌」、千葉県は「醤油」などがあがり、地元になじみのある調味料をあげる人が多かった。醤油ひとつでも地域ごとの特徴があると同社は分析している。
重要な記事
最新の記事
-
米価 過去10年で最高値 60kg1万5865円 対前年比114%2024年7月17日
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(2)DX戦略にも地域色拡充2024年7月17日
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(3)JAは食・農の好循環先導を2024年7月17日
-
「小さな協同」実践 JA松本ハイランドの自己改革 新世紀JA研究会全国セミナー2024年7月17日
-
「きっトラ」と「もし寅」【小松泰信・地方の眼力】2024年7月17日
-
【訃報】生活クラブ生協連の加藤好一顧問が逝去2024年7月17日
-
【人事異動】農水省(7月16日付)2024年7月17日
-
【注意報】ナシ、ブドウなどに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2024年7月17日
-
ガチャピン・ムックとコラボ「ニッポンエール」グミ発売 JA全農2024年7月17日
-
日本農業の未来をけん引する人材育成へ 宮城県加美農業高校とNTT東日本グループが連携2024年7月17日
-
唐沢農機サービス「夏の大展示会」開催 200台を超える農機具を展示2024年7月17日
-
【注意報】大型斑点米カメムシ類、カスミカメムシ類による斑点米発生に注意 千葉県2024年7月17日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 岩手県2024年7月17日
-
「第3回 全国桃選手権」開催 全国から45品がエントリー 日本野菜ソムリエ協会2024年7月17日
-
ハウス栽培向け環境制御システムのラインアップを拡充 クボタ2024年7月17日
-
【役員人事】石巻埠頭サイロ(4月1日付)2024年7月17日
-
葉の光合成速度の低コスト・低労力・高速推定法を開発 農研機構2024年7月17日
-
表参道で佐賀県産「いちごさん」絶品ひんやりスイーツ「いちごさんどう2024夏 」開催2024年7月17日
-
長野県塩尻市と山口県岩国市の歴史的風致維持向上計画を認定 農水省など2024年7月17日
-
生とうもろこしまるかじり 昭和村で農業体験開催 パルシステム群馬2024年7月17日