訪日外国人旅行者の食料品購入は2897億円 農水省2017年7月11日
農水省は、訪日外国人旅行者による日本産農林水産物・食品の購入状況(推計値)をまとめ、7月10日に公表した。
平成28年の訪日外国人旅行者の日本滞在中の旅行費用額は、3兆7500億円で、前年より7.8%増えている。
その内訳は、お土産等の買い物代がもっとも多く全体の38.1%、1兆4300億円(前年より200億円減少)、次いで宿泊費が27.1%の1兆100億円(同1100億円増)、飲食費が20.2%の7600億円(同1200億円増)、交通費が11.4%の4300億円(同600億円増)などとなっている。
お土産等買い物代のうち、食料品等(菓子類、その他食料品、飲料、酒、たばこ)は、前年より11%増の2897億円と「引き続き堅調に増加」しているという。食料品の内訳では、菓子類が1308億円、その他食料品・飲料・酒・たばこが1589億円となっている。
また、菓子類およびその他の食料品等はともに、中国・台湾・韓国・香港・タイ・米国籍の6カ国・地域の旅行者で全体の約8割が購入されているという。とくに中国は菓子類の39%・507億円、その他の食料品等で同34%の536億円を占めている。
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