96kgの寄付食品を回収しNPO法人に提供 東都生協2017年11月21日
東都生協は、組合員から寄付食品96kgを回収し、NPO法人「フードバンク八王子えがお」に提供した。
東都生協は、9月18日~29日の2週間、特定非営利活動法人「フードバンク八王子えがお」と連携し、週1回の定期配送ルートを活用したフードドライブを実施した。
フードドライブとは、東都生協八王子センターから商品を届けている組合員を対象に、商品の配送時に組合員から寄付食品を回収し、それをNPO法人に提供する。
初めての取り組みにもかかわらず、総重量96kg、439点の寄付食品が集まった。次回は同センターにおいて、12月4日~15日に実施される。
(写真)八王子フードドライブの流れ
日本の食料自給率は、カロリーベースで40%を下回る状況のなか、環境省や農水省の推計によると、2014年度の食品廃棄物は約2.775万t、うち、安全に食べられるのに廃棄された食品ロスは、年間620万tに上ると報告されている。
一方、東京都の調査によると、生活困難層にいる小中高生の割合が、約20%を占めることが分かっている。東都生協では、2016年度に「東都生協福祉政策2025」を取りまとめ、地域のみんなが安心して暮らせる地域社会づくりの推進を目標に掲げている。
この福祉政策に基づき、2017年度は子どもの貧困問題に着目し、行政や社会福祉協議会、地域の諸団体と交流・連携した取り組みを実践している。今回のフードドライブも、その一環として行われた。
重要な記事
最新の記事
-
【座談会】JA全青協OBの思い 経験が糧に(2)生産者の声 発信が大切2025年2月27日
-
【座談会】JA全青協OBの思い 経験が糧に(3)先が分かる経営者たれ2025年2月27日
-
日本の食の未来へ「前進あるのみ」 第71回JA全国青年大会が開幕2025年2月27日
-
バイオスティミュラント表示のガイドライン パブリックコメントの募集へ 農水省2025年2月27日
-
社員が米づくり 海外店舗へ輸出 プレナス2025年2月27日
-
23年の農作業事故死亡者数が高水準に 熱中症、未熟練作業者に専用研修など強化 農水省2025年2月27日
-
花が咲いていない真冬のチューリップ祭り【花づくりの現場から 宇田明】第54回2025年2月27日
-
「故郷」を後にする老人のつぶやき【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第330回2025年2月27日
-
大分県のねぎ産出額100億円達成、生産振興大会を開催 JA全農おおいた2025年2月27日
-
スキムミルク使用「一条もんこの明日も食べたい モゥ~っとミルクのキーマカレー」新発売 JA全農2025年2月27日
-
岩手県大船渡市の大規模火災への相談対応 JAバンク、JFマリンバンク2025年2月27日
-
農家向け栽培管理アプリ「Agrihub」に新機能「AI栽培レポート」追加 アグリハブ2025年2月27日
-
千葉県香取市 移住・広報・農業・観光の4分野で地域おこし協力隊を募集2025年2月27日
-
JSS蚕糸の日2025「国産蚕糸・絹の価値とは」開催 日本サステナブルシルク協会2025年2月27日
-
「ノウキナビ」自社配送サービス開始 中古農機具も自宅まで配達 唐沢農機2025年2月27日
-
適用拡大情報 殺虫剤「日曹フェニックスフロアブル」 日本曹達2025年2月27日
-
「米5kgはお茶碗76杯分」小売店向け訴求POPデータに新デザイン アサヒパック2025年2月27日
-
北洋銀行と農業融資分野におけるCDS基本契約締結 日本公庫2025年2月27日
-
藤沢の配送センターで地域交流イベント開催 パルシステム神奈川2025年2月27日
-
東日本大震災 被災地ゆかりのゲストが語るオンラインイベント開催 パルシステム東京2025年2月27日