総事業高3898億円 組合員数341万人 コープみらい総代会2018年6月8日
千葉県・埼玉県・東京都を事業エリアとする生協のコープみらいは、6月7日総代会を開催し、2017年度事業報告、18年度事業計画など全議案を賛成多数で承認可決した。
コープみらいの17年度の総事業高は3898億1000万円(前年比101.2%)、そのうち商品供給高は3777億3000万円(同100.9%)となっている。商品供給のうち宅配事業は2673億8000万円(同100.5%)、店舗事業1103億3000万円(同101.7%)となっている。
宅配事業では、商品カタログの見直しやサブカタログの創刊、注文方法の改善を進めるとともに、コープデリ連合会(旧:コープネット)で新たな物流センターの開設や既存物流施設の設備更新を行った。
店舗事業では、2店舗を開店、8店舗を改装した。また、プリペイド式電子マネー機能を備えたポイントカード「ほぺたんカード」の発行。店舗専用スマートホンアプリの開発、宅配の一部商品を店舗に取り寄せられるようにした。また、惣菜商品を製造するデリカセンターを開設している。
そうした事業展開によって、17年度の経常剰余金は59億2000万円と予算を28億5000万円上回ったが、前年度よりは物流センターなどへの投資もあって10億円ほど減少した。
なお、17年度末の組合員数は、前年度末より6万9000人増の、341万3000人となり、事業エリアの組織率(世帯加入率)は26.3%となっている。
(写真)全議案を賛成多数で承認可決
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