飲食業界の人材事業に参入 アグリメディア2018年10月4日
農業特化型求人サイト「あぐりナビ」が国内シェアトップのアグリメディアは10月1日、食品・外食等飲食業界向け人材サービスも開始した。
アグリメディアは、求人サイト「あぐりナビ」を運営して3年。会員3万人と取引農家4000件、売上を8.5倍に拡大した。
農業志望の会員は、30代以下が7割を占め、食への関心が高く、飲食業界への同時志望者も多いことに着目し、毎月1500人が新規登録している農業求人と飲食業界の求人をマッチングする。人材需要の大きい農業と飲食両業界の求人をワンストップで紹介・斡旋できる体制を整え、求職者のスムーズな転職活動を支援するとともに、両業界の深刻な人手不足を解消するのがねらい。
今年度中に求人数を200件まで拡大し、2019年1月をメドに飲食業界に特化した求人サイト「飲食人材ナビ」を立ち上げる計画。
アグリメディアはこの他、遊休農地で手軽に野菜作りができる栽培サポート付き市民農園「シェア畑」を首都圏に約80カ所展開、収穫体験付きBBQ「ベジQ」や農業学校「アグリアカデミア」、レジャー農園「アグリパーク伊勢原 八幡谷戸ふれあいガーデン」、農園を飲食店に貸し出し、採れ立ての有機野菜や市場に出回らない野菜を店に直送する「里山シェア」など農業ビジネスを多角的に展開している。
今年4月、道の駅事業に参入。神奈川県清川村の「道の駅 清川」を起点に飲食店に新鮮な地元野菜を届ける飲食店と農家と消費者と農家をつなぐ事業を計画。その足掛かりとして、今回の飲食業界向け求人サービスを位置付けている。
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