新工場で需要増加に対応 サラダクラブ2019年2月6日
パッケージサラダ市場で国内最大シェアを誇る(株)サラダクラブは5日、静岡の遠州工場を新たに建て替え、本格稼働を開始した。
同社は、野菜の鮮度と味にこだわり、旬のものや日本ではまだなじみの薄い珍しいものなど様々な種類の野菜を組み合わせ、気軽に洗わずに食べられる「パッケージサラダ」を販売している。
そうした利便性と、価格が一定という経済性も支持され年々売り上げを伸ばしてきた。国内パッケージサラダ市場規模は年々増加。2000年の約100億円から2016年には1300億円を超えたと推計され、今後もさらに伸びそうな勢いだ。同社商品の取り扱い店舗も1万5000店(昨年11月時点)に及ぶという。
そこで静岡県周智郡にある遠州工場を新たに建て替え、省力化ラインを導入し効率化・高品質化を図り生産能力も強化。需要の増加に対応する。また、同社初となる一般消費者向けの見学通路も設置。夏以降公開予定で、直接消費者とのコミュニケーションを図り、製品への理解促進を目指す。
◎新遠州工場の概要
竣工:2019年1月29日
稼働:2019年2月5日
使用野菜:約25種類
供給エリア:東海・北陸エリア
建築面積:約3977㎡
(関連記事)
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