平成最後の日に食べたいのは? 食習慣の世代間調査 農林中金2019年4月26日
農林中央金庫は3月16日から24日、東京近郊の20代、40代、60代の男女400人を対象に「食」習慣に関する調査を実施。各世代の食に対する意識や食生活の違いが明らかになった。
調査は、「食生活の実態」「食事の実態と意識」「子どもの頃の食と平成の食」の3つのカテゴリーで行った。
「朝食」に何を食べるかという問いに、男性20代は「ごはん」(72.7%)が多く、同60代は対照的に「パン」(71.2%)が多かった。これに対し、女性は全体的に「パン」派。20代では8割以上(82.3%)に達した。
「昼食」の平均予算は650.2円で、最高は60代女性の787.2円。最も安かったのは40代男性の594.1円。メニューの定番は、「ごはんとおかず(定食)」(63.2%)だが、若い世代ほど「おにぎり」が多く、20代女性になると6割を超えた。
「夕食」については、40代男性で9割以上が「家族に料理を用意してもらう」のに対し、40代女性では1割以下と対照的。「自分で料理を作る」男性は15%程度だが、女性では40代以上になると「毎日調理をする」人が8割を超えた。また、40代男性の半数が平日の夕食を「ひとりで食べる」孤食派だった。
さらに、「食事を残すことがある?」という問いには、「いつも残す」(1.3%)人はほとんどいないが、「時々残す」(32%)を合わせると残す人は3人に1人。
性・年代別にみると、いずれの世代でも男性より女性の方が残す傾向が強い。また、「食の安全」への関心は20代で7割以上、60代では9割と全体的に高かった。
一方、「平成に流行ったと言われているスイーツで好きなもの」のトップは「ティラミス」(47.5%)。20代女性では「タピオカ」が7割(74.2%)を超える人気だった。
また、「平成最後の日に食べたい料理」のトップ3は、「寿司」「焼き肉」「ステーキ」で、「寿司」はすべての性別年代で1位。次点は20代と40代は男女共に「焼き肉」、60代は男女共に「ステーキ」を挙げた。
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