楽天がオーガニック野菜をスーパーホテルに提供開始2019年6月24日
楽天が運営する地域支援型農業サービス「Rakuten Ragri(ラグリ)」は、有機JAS認証のオーガニック野菜を、スーパーホテル(大阪市)が展開するホテルチェーン「スーパーホテル」10店舗で朝食ビュッフェのサラダ用に提供を始めた。
「Ragri」は、生産者がこだわりを持って育てる農産物を、より多くの消費者に提供できるよう、革新的な流通網や需要の予測に基づく効率的な生産体制の構築をめざしている。
愛媛県大洲市では、原料の栽培から加工まで一貫生産し、新鮮なまま納品する、オーガニック野菜のカットサラダ工場を運営している。農薬・化学肥料不使用、遺伝子組み換え技術を使わず、環境への負荷を低減した持続可能な生産方式で作られた野菜で、有機JAS認証を取得している。
これまでに、ユーザー向けの定期宅配サービスや、レストラン・飲食店などへ向けた業務用として提供しており、ホテルチェーンへの提供は今回が初となる。
一方、「スーパーホテル」は、海外からの宿泊者ニーズも視野に、有機JAS認証を得た野菜を積極的に食事メニューに取り入れている。
生産者がこだわりを持って育てたオーガニック野菜を全国のユーザーに届けるというRagriの事業形態が合致しており、有機JAS認証の野菜を安定的な供給を受けられることから、Ragriのオーガニック野菜が採用された。
Ragriのオーガニック野菜については、味が濃く、新鮮で彩りも豊かである点を評価したという。
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