「Stay Home」でガーデニング市場に活気 海外では昨年比売り上げ8倍の商品も2020年4月14日
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い「Stay Home」が求められる中、ガーデンライフスタイルメーカー、タカショー(和歌山県海南市)のガーデン・エクステリア専門ウェブマガジン「ガーデンストーリー」は、海外でガーデニング需要が増加している実態に関する記事を公開した。
ガーデンストーリーWEBサイト
「今こそ暮らしを変えよう!"Stay Home"により海外で人気急上昇中のガーデニング」と題した記事では、海外に6拠点の販売子会社と営業所を持つ同社の海外事業戦略室室長、内海良平氏に、海外のガーデニング市場の状況について聞いている。
それによると、ロックダウン(都市封鎖)されたニューヨークなど、海外の都市では、家で過ごす時間が増えた中、掃除や片付けを終えた次の作業として、ガーデニングに目を向ける人が急増。オーストラリアでは、ガーデニング関連商品の1日の注文件数が4倍に増え、イギリスでは、野菜やハーブを育てる大型コンテナの「ベジトラグ」シリーズが、2019年同時期と比べて8倍もの注文を受けているという。
また、ガーデンセンターの営業が停止された海外の地域では、スーパーに並ぶ苗やタネの売れ行きが好調。その背景には、スーパーに行く回数が限定されたり、入店の人数制限がある中、自宅で野菜を育てようとする人が増えていると推測する。
通販では、オベリスクやトレリス、プランターやハンギングバスケットなど、ガーデニングアイテムの売上も伸びており、庭仕事に楽しみを見出す人の増加が見られるという。
同様に、日本でも外出自粛が求められる中、通信販売による苗の注文や庭のつくり替え、メンテナンスなどの注文も増えてきた。記事では、多くの時間を過ごす自宅の暮らしを、ガーデニングを取り入れることでアップデートすることを提案している。
【今こそ暮らしを変えよう!"Stay Home"により海外で人気急上昇中のガーデニング】
「ベジトラグ」シリーズ
重要な記事
最新の記事
-
【座談会】JA全青協OBの思い 経験が糧に(2)生産者の声 発信が大切2025年2月27日
-
【座談会】JA全青協OBの思い 経験が糧に(3)先が分かる経営者たれ2025年2月27日
-
社員が米づくり 海外店舗へ輸出 プレナス2025年2月27日
-
23年の農作業事故死亡者数が高水準に 熱中症、未熟練作業者に専用研修など強化 農水省2025年2月27日
-
花が咲いていない真冬のチューリップ祭り【花づくりの現場から 宇田明】第54回2025年2月27日
-
「故郷」を後にする老人のつぶやき【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第330回2025年2月27日
-
スキムミルク使用「一条もんこの明日も食べたい モゥ~っとミルクのキーマカレー」新発売 JA全農2025年2月27日
-
農家向け栽培管理アプリ「Agrihub」に新機能「AI栽培レポート」追加 アグリハブ2025年2月27日
-
千葉県香取市 移住・広報・農業・観光の4分野で地域おこし協力隊を募集2025年2月27日
-
JSS蚕糸の日2025「国産蚕糸・絹の価値とは」開催 日本サステナブルシルク協会2025年2月27日
-
「ノウキナビ」自社配送サービス開始 中古農機具も自宅まで配達 唐沢農機2025年2月27日
-
適用拡大情報 殺虫剤「日曹フェニックスフロアブル」 日本曹達2025年2月27日
-
「米5kgはお茶碗76杯分」小売店向け訴求POPデータに新デザイン アサヒパック2025年2月27日
-
北洋銀行と農業融資分野におけるCDS基本契約締結 日本公庫2025年2月27日
-
藤沢の配送センターで地域交流イベント開催 パルシステム神奈川2025年2月27日
-
東日本大震災 被災地ゆかりのゲストが語るオンラインイベント開催 パルシステム東京2025年2月27日
-
都会の子どもにニッポン農業を発信「ファーマーズ&キッズフェスタ2025」に出展 ぐるなび2025年2月27日
-
鳥インフル 米アリゾナ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月27日
-
長崎県・五島列島「ごと芋」日本さつまいもサミットで大会初の殿堂入り2025年2月27日
-
地産全消「野菜生活100 瀬戸内柑橘ミックス」新発売 カゴメ2025年2月27日