新たな販路拡大 農畜水産物の産直サービス「アウル」 法人向け食品仕入れサービス開始2020年4月16日
農畜水産物の産直サービスの「OWL(アウル)」で4月15日から、サービス業の食品バイヤー向けに法人向け食品仕入れサービス、「バイヤーズサポート」の提供を開始した。同サービスを利用する食品バイヤーは、7000以上の生産者や事業者との直接契約を持つ同社のネットワークを活用し、新たな農畜水産物の直接仕入れや新商品の相談、希望商品を扱う事業者や生産者とのマッチングなど新商品の開発が可能となる。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、食品バイヤー向けの展示会やイベントは、軒並み縮小や中止が続き、食品バイヤーは新商品の発掘が難しくなっている。また、農畜水産物の生産者は、今まで卸し先だったサービス業からの発注が減り、行先を失った生産物を抱えている。従来の販路を失う生産者は増加傾向にあるが、新たな販路獲得の手段は限定的だ。
そこで同社は、産直サービスのアウルから新たに、法人向けサービス業の食品バイヤーに向けた新サービス、「バイヤーズサポート」の提供を開始した。
アウルバイヤーズサポートは、飲食店やセレクトショップなど食品バイヤーが、まだ世に出回っていない新しい商品や、隠れた名品をオンライン上で直接仕入れることができるサービス。主な取り扱い商品は農畜水産物の生鮮食品や、加工食品で、生産者へ直接コンタクトをとることができる。また、同社に希望商品の仕入れ相談をすることで、生産物の買い付け代行や、欲しい商品を扱う生産者・事業者とのマッチングも行う。利用料は無料。
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