日本企業最上位はイオン 世界の小売業ランキング2020発表2020年4月17日
デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区)は4月15日、「世界の小売業ランキング2020」を発表した。同レポートは、全世界の小売企業から2018年度の売上高上位250社をランキングにまとめ、地域別、セクター別に分析。また、世界経済の展望に加え、急成長小売企業50社と上位250社へ新たに加わった企業について解説している。
調査結果によると、上位250社の総小売売上高合計は、4兆7400億米ドルで前年度より2100億米ドル増加。平均小売売上高は、190億米ドルで同14億米ドル増加した。2013~2018年度における小売売上高の年平均成長率は5.0%となった。
トップ5の企業の顔ぶれは昨年と変わらなかったが、アマゾンは、小売売上高の成長率で2018年度の小売企業上位10社中、最も高い18.2%を記録し、今回初めてトップ3に入った。
なお、1位は22年以上連続でウォルマート。2位は、6年連続でコストコがランクインした。
日本企業でトップ250入りした企業数は、昨年より2社減って29社。最上位は13位にランクインしたイオンだった。
続いて19位にセブン&アイ・ホールディング、52位にファーストリテイリング、67位にヤマダ電機がランクインした。
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