「母の日ギフト」トレンド予測 巣ごもり消費に注目「母の日.me」2020年4月21日
母の日に特化した情報ポータルサイト「母の日.me」は4月20日、今年の「母の日ギフト」についてトレンド予測を発表した。
新型コロナウイルス感染防止にともなう外出自粛により自宅で過ごす時間が増えている。例年の母の日は、お母さんと食事をしたり、旅行や買い物に出かけるなど一緒に過ごしていた人も、離れて暮らしている場合など、今年は予定をキャンセルしたり、直接会うことを避けたりする傾向があるという。
こうした流れから母の日.meが予測する今年の母の日ギフトのキーワードは「巣ごもり消費ギフト」。そのポイントとして、「外出自粛のため、家で過ごす時間を豊かにしてくれる」「家でもできる運動でストレス発散、健康を保てる」「暗いニュースが続く中、気分を明るくしてくれる」の3つを挙げた。
また、今年の母の日に贈りたいものについて、20代から60代の男女計500人を対象に聞いたアンケート調査では、「お花」(14.6%)、「食品・スイーツ」(22%)、「ファッション・アクセサリー」(19.2%)、「健康・生活雑貨」(14.6%)が上位を占めた。
花の場合、母の日ギフトの定番はカーネーションだが、少しでも長く楽しめるようにと、初心者でも育てやすくて寿命の長い「観葉植物」に注目。
また、食べることで気分転換できるスイーツも安定した人気と見ており、一回で食べきるものより、小分けになっているものや、ひと口サイズで毎日ちょこちょこ食べられるものが今年は人気になると予測。お花とスイーツがセットの商品も人気だという。
さらに、お母さんの健康を気遣う「いたわり健康ギフト」にも注目。自宅で簡単にできる運動グッズや、装着するだけの磁気ネックレスの需要も増えると予想。特に磁気ネックレスでは、「パール」を採用するなど見た目はアクセサリーに見えるおしゃれなものに人気があるという。
一方、定番の花にマンネリを感じ、贈る側としても物足りなさを感じるという意見も多いことから、日用品など実用的なものを贈る傾向もあるという。
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