生産者と直接つながる「ポケットマルシェ」で花きの取り扱い開始2020年5月12日
ポケットマルシェ（岩手県花巻市）は、全国の農家や漁師など生産者と消費者を直接つなぐアプリ「ポケットマルシェ」で、花きの取り扱いを始めた。
新型コロナウイルスの影響により、同社には4月中旬から花き農家から出品に関する問い合わせが多く寄せられた。また、4月から運営している無人直売所でも、食材と合わせて花を買う人が多かったことから同社は、市場価格が低迷する中、消費者と生産者を直接つなぐため、花きの取り扱いを決めた。
11日から花き生産者によるポケットマルシェへの登録と出品を受付ており、出品は、自身で生産した花きのみ可能。
出品した花き生産者で藏光農園（和歌山県日高郡日高川町）の藏光俊輔さんは「花きの市場価格が社会情勢に振り回され、乱高下を繰り返す中、定額で紹介できるのはありがたい。こんな時期だからこそ、生産者の想いをのせられるポケットマルシェを通して直接届けることで、お花の持つ生命力を最大限感じていただきたい」と話している。
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