花生産者支援へ 「母の月」やフラワーロス削減で「箱ごと」直送など2020年5月13日
生花小売運営のジャパンフラワーグループ(JFG)は、フラワーロス問題の解消をめざし花生産者を支援する「2020スマイルフラワープロジェクト」の取り組みに参加している。
「2020スマイルフラワープロジェクト」は、ジャパン・フラワー・コーポレーションが、花生産者の支援を目的に運営する花救援サイト。この取り組みには、JFG以外にもプロジェクトの趣旨に賛同する企業やブランドが集まっている。
2020スマイルフラワープロジェクト
その一つが、日本花き振興協議会が呼びかけ、花き業界を挙げて行っている今年の5月は「母の月」とする企画。今年は、例年と大きく環境が異なるため、消費者の安全と花店スタッフや配送の安全を考慮している。
【日本花き振興協議会】
そのほか同プロジェクトに賛同する賛同企業・ブランドは以下の通り。
・オンライン限定で購入できるフラワーショップ。モデルの矢野未希子さんが、「お花の力で幸せの輪を広げよう」という思いを込めてセレクトしたお花も人気
【from somewhere flowers(フロムサムウェアフラワーズ)】
・1975年に誕生し、開業45年目の日本初の高級バラ専門店。東京を中心に7店舗を展開
【ROSE GALLERY GINZA(ローズギャラリー銀座)】
・大阪・梅田阪急三番街にあるフラワーショップ
【PHOENIX(フェニックスフラワーショップ)】
・関西を中心に13店舗を展開するフラワーショップ
【conoka】
・奈良の蚊帳生地から生まれたふきん。プロジェクトHPから花を購入すると、ふきんでつくるマスクの作り方と合わせてプレゼント。※数量限定
【白雪ふきん】
一方、同プロジェクトでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた生産者を支援するため、農家から配送の専用ボックスによる箱買いを推奨。普段は買えない本数を大幅な割引価格で提供している。
また、外出やイベントの自粛で行き場を失った花の「フラワーロス」問題により、生産農家は市場での価格を維持調整するために意図的に出荷量を減らさざる得ない状況にある。そこで、同プロジェクトは、全国の花市場と連携し生産者から花を買い取り、通常の3~6割引で販売することで、全体として花の流通量を増やし市場の安定化を図ることをめざしている。
今年の5月は「母の月」MAY IS MOTHER'S MONTH
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