帯広畜産大学で日本初、大学構内に酒蔵を創設 現役獣医学生のMiss SAKEが応援動画を配信2020年6月1日
帯広畜産大学(北海道十勝)は、日本酒の酒蔵を日本で初めて大学構内に創設。その酒蔵である上川大雪酒造「碧雲蔵(へきうんぐら)」プロジェクトに帯広畜産大学の現役獣医学生で「2020 Miss SAKE 北海道」の松井詩さんが、応援メッセージを送っている。
帯広畜産大学の構内にできた日本酒蔵「碧雲蔵」
上川大雪酒造「碧雲蔵」は、昨年から建設を開始し、4月に母屋の建築が終了。6月からの酒造りを控え、酒蔵の周りに緑豊かな大学キャンパスとの環境調和の植樹を行うため、クラウドファンディングのMakuakeで支援を求めている。
酒蔵の名前は歴史ある帯広畜産大学の学生寮(碧雲寮)から命名された。総杜氏は、帯広畜産大学の客員教授でもある川端慎治氏。
同大で獣医師をめざして勉強中の松井さんは動画で、「広大な十勝で勉学に励む中で初めて訪れた酒蔵でその味わいに大変感銘を受けた。そんな酒蔵が本学にできるのは大変光栄なこと。北海道と日本酒の魅力を多くの人に伝えていきたい」と話している。
Miss SAKEは、伝統ある日本酒と日本文化の魅力を、日本国内外に発信する美意識と知性を身に付けたアンバサダーを選出する目的で、2013年にスタート。2016年には米国のウォール・ストリート・ジャーナル紙で「水着審査のない女性の尊厳と平等をうたった文化事業」と報じられた。これまで、ハワイ、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、バルセロナ、シドニー、香港など世界17か国30都市以上で、日本酒を切り口にした日本の食・文化に関する啓発や、日本への観光誘致活動を年間400件以上行っている。
総杜氏の川端慎治氏
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