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3密や不要不急の外出避ける傾向鮮明にー日本生協連アンケート第2回目2020年6月9日

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日本生協連は、第2回目となる「新型コロナウイルス感染症についてのアンケート」の結果概要を取りまとめた。4月3日に発表した第1回目に続くもの。アンケートは、新型コロナウイルス感染拡大により、暮らしや購買に関する影響について明らかにするため、日本生協連加盟の全国10生協・生協事業連合を対象に実施。6179件の有効回答を得た。

3密や不要不急の外出避ける傾向鮮明に
◆収束後も8割超が「感染症予防に気を付ける」

新型コロナウイルス収束後も継続的に実施することを組合員に聞いたところ、「感染症予防に気を付ける(手洗い、うがい、マスクなど)」が87.6%でトップ。また、75.6%が「食品の衛生管理に気を付ける(調理前によく手を洗う、十分加熱するなど)」、69.5%が「衛生品(マスク、消毒液など)を備蓄する(ローリングストック含む)」と回答した。
※ローリングストック=食品や家庭用品を多めに確保し、古いものから消費しながら新しいものを補充していくこと。
また、緊急事態宣言発令中と比べ、収束後に支出金額をどのように変化させたいか聞いたところ、「交際費(友人・知人・親戚との交流など)」が40.8%で1位となった。以下、「食費(外食費)」の37.7%、「教養・娯楽費(本、音楽、スポーツ、レジャー、旅行など)」の36.1%が続いた。
収束後にやりたいことのキーワードとしては、「旅行」「友達」「外食」などがあがった。

 
◆9割超が「3密」「不要不急の外出」控える

緊急事態宣言発令中、自宅で増えたことは「手洗い」「食事作り」が上位を占めた。自宅で過ごす時間が増えたことで困ったことは、「運動不足」が第1位だった。
対策・予防のため控えたことは、「3密(密集、密室、密接)の場所に行く」が95.3%、「不要不急の外出」が94.1%と9割を超え、「友人・知人と会う」(89.3%)、「外食(飲食店・居酒屋など)」(88.2%)など、人との接触を避ける傾向も強かった。
自宅ですることが増えたのは、「手洗い、手指の消毒」(67.3%)、「食事作り(回数・作る量が増えたなど)」(62.3%)が6割を突破。自宅で過ごす時間が増えたため困ったことや大変だったことは、「運動不足」(50.8%)、「食事の献立を考えること」(43.5%)、「食費が増えた」(42.5%)が多かった。

 
◆生協宅配の利用金額、冷凍食品など中心に増加

生協宅配利用者に、新型コロナウイルス感染拡大前と比べ活用状況の変化について聞いたところ、利用金額は「増えた」が53.8%、「変わらない」が37.9%だった。
注文が増えたのは「冷凍ハンバーグ、冷凍ギョーザなどおかずになる冷凍食品」(19.6%)、「冷凍肉類・冷凍魚介類」(19.6%)、「生鮮野菜(冷凍でない)」(19.1%)が上位にあがった。
生協宅配での活用法では、「購入を増やし買い物のための外出を控えた」が45.0%、「マスクなど品薄なものでも念のため注文した」が39.3%という結果が出ている。

【第1回目アンケート調査結果】

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