コンビニおにぎりは健康志向、食材のこだわりも加速ーおにぎり協会調査2020年6月16日
おにぎり協会は、6月18日の「おにぎりの日」に合わせ、2020年のコンビニエンスストアにおけるおにぎり人気トレンドを調査した。
コンビニ各社の主力おにぎり
調査は、(株)セブンーイレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、ミニストップ(株)、(株)ローソンのコンビニ4社を対象に、2019年4月から2020年3月まで実施した。
(株)セブンーイレブンは、目新しいメニューの開発よりも、「家庭で作るお母さんのおにぎり」を目指している。米の精米方法をはじめ、海苔の産地や品質、焼き方などにこだわり、おいしさを追求している。
(株)ファミリーマートは、「塩こうじ熟成鮭はらみ」など、こだわりの食材を使った商品を中心に調理方法や調味の見直しに着手。加えて、定番具材をスーパー大麦シリーズでも展開する。
ミニストップ(株)は、「明太バター焼きおにぎり」のような目を引く商品の開発に注力。米の製法にもこだわっておいしさを追求している。
(株)ローソンは、主力商品の品質向上とともに健康志向おにぎりの開発に着手。前年ヒットした「悪魔のおにぎり」に続く、新作おにぎりの開発にチャレンジしている。
通年商品ベスト3商品は、(株)セブンーイレブンが1位「具たっぷり手巻 濃厚マヨのツナマヨネーズ」、2位「手巻おにぎり 旨味熟成紅しゃけ」、3位「手巻おにぎり たたき梅肉紀州南高梅」。
(株)ファミリーマートは、1位「手巻 シーチキンマヨネーズ」、2位「直巻 焼しゃけ」、3位「手巻 紅しゃけ」。
ミニストップ(株)は、1位「紅しゃけ」、2位「ツナマヨネーズ」、3位「辛子明太子」。
(株)ローソンは、1位「手巻おにぎり シーチキンマヨネーズ」、2位「手巻おにぎり 焼鮭ほぐし」、3位「金しゃりおにぎり 焼さけハラミ」。
調査対象のコンビニ全社で、「ツナマヨ」系と「しゃけ」系おにぎりが人気を集めた。定番おにぎりの品質をさらに高めて販売する気運が高まっている。
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