キャンプ用の無洗米「ななつぼし」発売2020年6月26日
北海道夕張郡の(有)賀集農産は、冷めてもおいしい品種「ななつぼし」を使ったキャンプ米「賀集 野営米」の販売をオンラインショップで始めた。

賀集 野営米新型コロナウイルスの感染拡大の影響による外出自粛が続き、「ベランピング」や「庭キャン」など、新しい外遊びの楽しみに気づいた人は少なくない。「賀集 野営米」は、キャンプ好きの米農家が、たくさんの人に「外ごはん」をもっと楽しんでもらおうと、キャンプ米として商品化した。同社は「飯盒や鍋などさまざまな炊飯道具で炊いてみたり、子どもと一緒に水の量を計ったり、おこげがついた炊き上がりを楽しみながらなど、外ごはんを楽しむきっかけになれば」とコメント。現在は「ななつぼし」のみだが、秋には他の品種の販売も予定している。
「賀集 野営米」は、キャンプ飯に合う品種として、冷めてもおいしい「ななつぼし」(北海道夕張郡由仁町産)を採用。夜はカレー、翌朝はおにぎりなどキャンプに最適な品種。二合の米が入ったコンパクトなパックは持ち運びに便利で、鮮度の良い米を手軽に楽しめる。また、キャンプ場の排水は、自然界にそのまま流していることが多いため、研ぎ汁を流さない無洗米にした。300g入りで360円(税別)。
◎賀集農産の米づくり
(1)低タンパクを実現
幾度もの川の氾濫で砂地になり、肥料分が早く切れ、稲が早く色づき、米のタンパク質も下がり、おいしい米ができる。
(2)二段階乾燥で品質安定
収穫した米は、遠赤外線の乾燥機で二回乾燥。それにより水分量のばらつきが少なくなり品質が安定。
(3)多品種栽培
消費者の要望に応えるために多品種栽培に取り組んでいる。
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