農業高校生によるグローバルGAP認証米から作った「無添加糀甘酒」発売2020年6月30日
(株)八芳園(東京都港区)は7月1日、産学連携協定を結ぶ福島県岩瀬農業高校の生徒が生産した「グローバルGAP」認証取得の米を使用した糀甘酒「福島県立岩瀬農業高等学校産米 無添加糀あまざけ」を発売する。
無添加糀あまざけの米作りを担った岩瀬農業高校の生徒
![JA帯広かわにしの「十勝川西長いも」](https://www.jacom.or.jp/ryutsu/images/nous20063015_2.jpg)
同社は、「あなたと生きる、地球を想う。」をスローガンに掲げ、社会に還元できる企業活動の一環として、次世代の農業・人材育成につながる活動の支援とグローバルGAPの認知度向上のため同校と連携している。
同校は、「いまだ残る福島県農産物への風評被害を払拭し、福島県産農産物の安全性を世界にPRしたい」というふるさとへの想いから、福島県産農作物の安全性を示すGAP認証取得に取り組んでおり、その想いに共感した同社は、2019年11月、同校と産学連携協定を締結した。
同プロジェクトのスタートとして生まれた「福島県⽴岩瀬農業⾼等学校産⽶ 無添加糀あまざけ」は、同校の生徒が生産した国際基準「グローバルGAP」の認証を取得した福島県産の「コシヒカリ」を使った米の粒をしっかりと味わえる甘酒。米の甘みとさっぱりとした後味が特徴で、鼻から抜けるような麹の香りを楽しめる。飲みやすいストレートタイプに仕上げ、ノンアルコール、砂糖不使用、無添加の甘酒で、子どもから年配まで飲める。
製造は福島県郡山市の老舗糀店「宝来屋本店」が手がけ、同市内のデザイナー、楠晃治氏がラベルデザインを担当。ミレーの名画「種まく人」を高校生に見立て、「種まく女子高生」として、土に踏み出し未来の農業に力強く立ち向かう農業高生の姿をデザインした。
価格は1瓶(520ml)で1200円(税抜)※送料別。
【「福島県立岩瀬農業高等学校産米 無添加糀あまざけ」購入ページ】
昨年11月、八芳園と福島県立岩瀬農業高校は産学連携協定を締結
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