ホワイト物流推進運動の自主行動計画を事務局に提出 全農チキンフーズ2020年7月16日
全農チキンフーズ(株)は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の主旨に賛同し、持続可能な物流環境の実現に向け「自主行動宣言」を「ホワイト物流」推進運動事務局に提出した。
自主行動宣言の内容は、「物流の改善提案と協力」「パレット等の活用」「集荷先や配送先の集約」「船舶や鉄道へのモーダルシフト」「物流システムや資機材の標準化」「契約の相手方を選定する際の法令遵守状況の考慮」の6項目。
物流の改善提案と協力については、取引先や物流事業者から荷待ち時間や運転者の手作業での荷卸しの削減、附帯作業の合理化等について要請があった場合、協議に応じるとともに自らも積極的に提案するとしている。
パレット等の活用は、パレット、カゴ台車、折りたたみコンテナ、通い箱等を活用し、荷役時間削減を目指す。
集荷先や配送先の集約は、トラック運転者の拘束時間を短縮するため、物流事業者から集荷先や配送先の集約について相談があった場合、協議に応じるもの。
船舶や鉄道へのモーダルシフトは、長距離輸送をトラックからフェリー、RORO船や鉄道への転換を行う内容。同時に運送内容や費用負担についても必要な見直しを行う。
物流システムや資機材の標準化は、取引先や物流事業者からデータ・システムの仕様やパレットの規格等の標準化について要請があった場合、協議に応じるとともに自らも積極的に提案する。
契約の相手方を選定する際の法令遵守状況の考慮については、契約する物流事業者を選定する際に適用することとする。
「ホワイト物流」推進運動は、深刻なトラック運転者不足に対応し国民生活や産業活動に必要な物流を安定確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的として取り組むことが狙い。
トラック運送の生産性向上・物流効率化、女性・高齢ドライバーも働きやすい労働環境の実現を目指すため、2019年4月から関係3省が主要6300 社に対し参加を呼びかけている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(103) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(13)-2024年7月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(19)【防除学習帖】 第258回2024年7月20日
-
土壌診断の基礎知識(29)【今さら聞けない営農情報】第259回2024年7月20日
-
コメの先物取引は間違い【原田 康・目明き千人】2024年7月20日
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日