スキンケアラインを全面見直し (株)ボタニカルファクトリー2020年7月30日
スキンケア用品メーカーの(株)ボタニカルファクトリー(鹿児島県肝属郡、黒木靖之代表)は、製造拠点が原料の産地であることの優位性を見直し、商品ラインの全面リニューアルを行ったと発表した。翌29日(水)から全商品ラインの販売を開始している。
全面見直しの背景は、同社のブランド「ボタニカノン」発売以来の悩みでもあった商品の鮮度と品質の安定を両立させることが難しいという問題があった。
同社が立地する「鹿児島県こそナチュラル&オーガニックコスメの先進地となるべき」というのが黒木社長の持論だが、売り場に長期間置かれたテスターの劣化問題も含め、「従来の延長線上の手法で品質の高い自然派化粧品にはたどり着けない」との思いが今回のリニューアルを決断させた。
目を付けたのが食品容器メーカー・キョーラク(株)の作る「ハクリボトル」。気密性が高く多重構造でできた同ボトルの特徴は酸素が透過しにくい点にあり、「スキンケア用品の容器に使ってみては?」と考え採用したところ、従来品にはなかった効果を確認。ボタニカノンを例にみると、従来品は未開封で製造後約18カ月、開封後は60~90日間しか鮮度を保てなかったが、ハクリボトルの採用で前者は2年、後者は150日間、使用するたびに新鮮なアロマやハーブの香りが維持できるようになった。
化粧品業界で使われる空気を透過させにくい容器の主流は「エアレスボトル」だが、ハクリボトルを使うと空気の透過量を10分の1に抑えられることが実験で確かめられている。
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