フードロス削減へ 新聞販売店で神戸の朝採れ野菜宅配サービス開始 タベモノガタリ2020年8月19日
規格外野菜のフードロス解決に取り組むタベモノガタリ(株)は8月20日、神戸新聞鈴蘭台南専売店と提携し、地元神戸産の新鮮な朝採れ野菜を届ける新サービスを始めた。
フードロス削減へ新サービス取り組む竹下社長
「形はワルいが、味はイイ。」をコンセプトに、規格外野菜のフードロス解決に取り組む「八百屋のタケシタ屋」が厳選した神戸産の「朝採れ野菜セット」(2000円・税込)を、神戸新聞の専売店が毎週1回宅配する。
すでにサービスを導入している神戸新聞の名谷中央専売店・西神専売店が管轄する地域の読者と合わせた約1万5000世帯が対象で、新聞と一緒に届く申込書に記入しFAXまたは電話で注文。同社は、今後さらにサービスの拡大をめざしている。
同社がサービスを始めた背景には日本の農業が抱える問題がある。日本ではこれまで大量生産型の農業が主流で、段ボールに効率的に入るという理由から、野菜の形や大きさを決めるための「規格」があるが、その結果、農家が生産する野菜の3割は「規格外野菜」として廃棄されている現状がある。同社の竹下友里社長は「食料自給率が40%を切り、農業人口の高齢化と減少・新規就農者の離農率は3割にものぼる日本で、農家は大切な存在。その農家にとっても、生産する野菜の3割が廃棄されることは経済的な痛手でとなる」とし、こうした現状を打破するために新たな農産物流通の形として新サービスに取り組んでいる。
<注文ができる神戸新聞専売所>
・神戸新聞名谷中央専売店(電話)078-791-1415
・神戸新聞西神専売店(電話)078-928-0558
・神戸新聞鈴蘭台南専売店(電話)078-743-1055
※8月20日より販売開始予定
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