60万人超の分析ツールを提供 属性、商品名、外食メニュー別の食事データが検索可能に ライフログテクノロジー2020年8月20日
ライフログテクノロジー株式会社(東京都中央区、棚橋繁行代表取締役)は8月18日、60万人超の食事データを統計分析できるツールの提供を開始したと発表した。年代や性別などの属性ごと、料理名や商品名、外食メニュー名別の食事データを簡単に検索できるもので、ビジネスや研究など様々な場面での活用を促している。
「健康寿命を太く、長くする」がキャッチフレーズの同社が開発した食事記録アプリ「カロミル」は、写真1枚で毎日の食事を記録し、AI(人工知能)の画像解析技術によって栄養素を割り出し自動で登録するもの。カロリーはもとより、糖質やたんぱく質、脂質、塩分、食物繊維の計算や記録も可能で、ダイエットや栄養バランスに配慮した健康管理が可能だ。
すでに60万人超のユーザーがいるカロミルアプリを通じて得た食事データを解析し、食生活の実態を比較・分析できる「食事データ分析ツール」を8月18日から本格的に開始したもので、「健やかな食生活の形成につながるような商品や企画、研究や取り組みなどが生まれることを期待している」と同社は述べている。
従来、POSデータをもとに行われてきた食生活のトレンド調査は、販売店での売り上げ状況や人気商品を調べるのには向いていたが、属性別などに食生活を分析するには不向きだった。
国策でもある健康寿命の延伸や健やかな食生活を考えていくうえで、性別や年代別といった属性別の食事データは有用とみられ、企業や研究機関などでの活用も同社は期待している。
同ツールのモニターを現在募集(https://forms.gle/jpzw2KYEmSerBtFh6)中で、モニター期間は2週間。終了後、アンケートに回答することを条件に料金は無料。
モニターからのフィードバックをもとに年内中にもサービスの拡充を目指す考えで、「日本中、ひいては世界中の人々の健康を食事から変えていくことを目指す」と述べている。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】小麦、大麦に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(1)2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(2)2025年4月22日
-
農産品の輸出減で国内値崩れも 自民党が対策提言へ2025年4月22日
-
備蓄米売却要領改正で小売店がストレス解消?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月22日
-
新入職員が選果作業を体験 JA熊本市2025年4月22日
-
JA福岡京築のスイートコーン「京築の恵み」特価で販売中 JAタウン2025年4月22日
-
米の木徳神糧が業績予想修正 売上100億円増の1650億円2025年4月22日
-
農業×エンタメの新提案!「農機具王」茨城店に「農機具ガチャ自販機」 5月末からは栃木店に移動 リンク2025年4月22日
-
「沸騰する地球で農業はできるのか?」 アクプランタの金CEOが東大で講演2025年4月22日
-
「ホテルークリッシュ豊橋」で春の美食祭り開催 東三河地域の農産物の魅力を発信 サーラ不動産2025年4月22日
-
香川県善通寺市と開発 はだか麦の新品種「善通寺2024」出願公表 農研機構2025年4月22日
-
京都府亀岡市と包括連携協定 食育、農業振興など幅広い分野で連携 東洋ライス2025年4月22日
-
愛媛・八幡浜から産地直送 特別メニューの限定フェア「あふ食堂」などで開催2025年4月22日
-
リサイクル原料の宅配用保冷容器を導入 年間約339トンのプラ削減へ コープデリ2025年4月22日
-
【役員人事】カインズ(4月21日付)2025年4月22日
-
「森林×ACT(アクト)チャレンジ2025」募集開始 林野庁2025年4月22日
-
長年にわたる知財制度の活用と地域貢献で産業財産権制度140周年記念「内閣総理大臣感謝状」 サタケ2025年4月22日
-
本が地域の架け橋に 情報誌『のんびる』5・6月号注文受付開始 パルシステム2025年4月22日
-
能登の稲作再生へ43人派遣 草刈りや田植えなど支援 パルシステム連合会2025年4月22日