食品ロス80%減少 「土用の丑の日」うなぎの販売結果 ファミリーマート2020年8月26日
食品ロス削減に向けて、2019年から季節商品のうなぎ、クリスマスケーキ、おせち、恵方巻などの完全予約制に取り組んでいるファミリーマートは、2020年「土用の丑の日（うなぎ関連商品）」の販売結果の集計を発表した。
店舗独自の売場演出例（東京都内店舗）
完全予約制の実施2年目となる今年は、店舗独自で考案した売場演出を行うなど地域密着の取り組みを推進。また、新たにスマートフォンアプリ「ファミペイ」でウェブ予約を開始するなど、気軽に予約できる取り組みを行った結果、完全予約制の実施前（2018年実績）と比較し、店舗での廃棄金額は約80％の減少となった。なお、2019年実績との比較では、販売金額が約10%増加、廃棄金額は約15%減少。また、加盟店利益は約40%増加、本部利益は約5%増加となった。
同社は、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年および2050年に向けた中長期目標を定めた「ファミマecoビジョン2050」を掲げ、今後も食品ロス削減に向けた取り組みを推進していく。
販売結果※完全予約制実施前（2018年実績）との比較
＜2020年土用の丑の日取り組み概要＞
予約期間：6月8日～7月27日
主な取り組み内容：
・ファミペイWEB予約の実施...ファミペイWEB予約サイトから申し込んだ人を対象に割引クーポン（200円）を配布。
・早期割引の実施...7月7日午前9時までに予約した人対象に100円から200円の割引を実施。
・予約特典として特定保健用食品の緑茶をプレゼント...うなぎ商品など対象商品を2種類を予約した人にもれなくプレゼント。
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